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彼岸に想う,寄り添う仕事の原点

暑さ寒さも彼岸まで」といいますが,今年も春のお彼岸を迎え,寒さもようやく和らいできたように感じます。お彼岸といえばお墓参りの季節です。ワタシの家でも,春分の日に,ワタシの父が眠るお墓と,義母が眠る妻方のお墓へお参りに行ってまいりました。

お墓参りという習慣が日本特有のものなのかは定かではありませんが,毎年決まった時期にお墓を訪れ,在りし日の故人を偲ぶこの時間は,静かでありながら心を整えてくれる大切なひとときだと感じています。

そして,ワタシのお墓参りには,もう一つ大切な役目があります。ワタシは現在,長期入院されている「おひとりさま」の生活のお手伝いをしています。その方の亡くなられたご主人が,妻方のお墓のあるお寺に眠っておられるため,お参りの際には託されたお花をお供えし,代わりに手を合わせてくることにしています。

本来であれば,このお墓参りは契約上の業務には含まれておりません。しかし,どうせ同じお寺へ足を運ぶのであれば,ほんのひと手間を惜しまず,気持ちをお届けしたいという思いから続けているものです。おひとりさまも大変喜んでくださり,ワタシとしても自然と続けていきたいと思える大切な習慣となっています(お供えしたお花代のみ実費でいただいています)。

振り返れば,このお手伝いの始まりは,ご主人の納骨手続きでした。「夫婦で同じ永代供養塔に入りたい」というご希望を受け,お寺との契約手続きから,ご親族の皆さまへのご連絡,納骨の段取り,さらにはお悔やみの席の準備に至るまで,一連の流れをお手伝いさせていただきました。

行政書士としても初めての経験であり,戸惑うことも少なくありませんでしたが,ご親族の皆さまのご協力に支えられ,無事に納骨を終えることができました。ご報告を差し上げた際,「心の重荷がなくなり,本当にうれしい」とのお言葉をいただいたときの安堵と喜びは,今でも強く心に残っています。

正直なところ,行政書士としてこのようなお仕事に携わることになるとは,開業当初は想像しておりませんでした。しかし,目の前の方に寄り添い,その方の「困った」に応えることこそが,この仕事の本質なのだと改めて気づかされました。

「初心忘るべからず」という言葉がありますが,ワタシにとっての原点は,まさにこのような経験の中にあります。これからも一つひとつのご縁を大切にしながら,お客さまのお困りごとに寄り添い,少しでもお力になれるよう努めてまいりたいと思います。

同様のお困りごとがありましたら,お気軽にご相談ください。

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