40万円のパソコンと36万円のiPhoneに思うこと
日本時間9月10日未明に行われたApple社の製品発表イベントで,予想されていた折りたたみモデル「iPhone Duo」が発表されました。
スマートフォンでできることが増え,大画面が求められるようになったことで,Androidではすでに折りたたみモデルが発売されています。今回,iPhoneも大画面モデルの発売に踏み切ったということですね。
スタイルもなかなか魅力的で,「これはいいな」と思ったのですが,値段を聞いて驚きました。256GBで36万4800円,512GBが39万9800円,1TBが46万9800円,2TBになると57万4800円です。
「さすがにこれは手が出ないな」
というのがワタシの正直な感想です。
確かに大画面のiPhoneは魅力的ですが,これならスマートフォンとタブレットを2台持ちした方が安く済みますし,おそらく機能的にもそちらの方が上ではないかと思います。これからはパソコンとスマートフォンの境界も,ますます曖昧になっていくのでしょう。とはいえ,ワタシのようなオヤヂ世代には,画面が大きく,キーボードの付いたパソコンの方がまだまだ使いやすいと感じます。
そんなニュースを見ていたら,40年ほど前のことを思い出しました。
ワタシが初めて買ったパソコンは,NECのPC-8801mkIISRでした。今では,考えられない8ビットパソコンで,OSは何と今ではほとんど見かけないBASIC,ハードディスクはなくソフトごとにフロッピーディスクで起動するという仕組みでした。
値段は約40万円。親父に保証人になってもらい,3年ローンで買ったことを昨日のことのように思い出します。
しかも,今では考えられない8ビットパソコンです。情報処理能力は現在のスマートフォンとは比較にならず,インターネットもありません。
それでも当時のワタシにとっては,圧倒的な存在感のあるマシンでした。
当時と今のお金の価値を単純に比較することに,あまり意味はないと思います。それでも,40年前に40万円のパソコンを買ったワタシが,今になって36万円のiPhoneを見て「高い」と言っている。
考えてみれば,あまり説得力がありません。結局,モノの値段や価値というものは,それぞれのニーズや感性によって大きく変わるものなのでしょう。36万円のスマートフォンも,それに見合う価値があると考える人がいるからこそ,商品として発売されるのだと思います。これからスマートフォンがどのように進化していくのか,正直なところワタシには想像もつきません。怖さ半分,楽しみ半分といったところでしょうか。
ワタシは今のスマートフォンで十分便利です。しばらくは,スマートフォンを機動的に活用し,パソコンとの「ツートップ」で,行政書士の仕事をしていきたいと思います。

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