「そのうち直そう」が招いたメール騒動
ワタシが自宅の事務所で使っているメインのパソコンで,突然メールが読めなくなりました。ワタシは普段,自宅事務所のパソコン,塩竈事務所のパソコン,そしてノートパソコンの3台でメールを読めるようにしています。もちろん携帯電話でも確認できます。
ところが,今回困ったのは,海事代理士専用のメールでした。
このアドレスは,これまであまり使ってこなかったこともあり,「そのうち設定を直しておけばいいだろう」と放置していたのです。ところが最近になって使用する機会が増え,まさに「そのうち」が「今すぐ必要」に変わったところで,今回のトラブルです。
人間というのは,困ったことが起きてから初めて反省する生き物のようです。
ワタシも,「やっぱり,全部のパソコンで同じようにメールを読めるようにしておくべきだった」と反省しました。でも,後悔先に立たずです。
原因はおおよそ分かっています。
メールのデータが保存されているドライブの容量がパンパンになり,動作が極端に遅くなっているのです。実は2週間ほど前にも同じことがあり,そのときは不要なファイルを削除して,なんとか復旧させました。しかし,今思えば完全な「その場しのぎ」だったのです。容量そのものが足りないのですから,ファイルを少し削除したところで,いずれまた同じことが起こります。
そこで今回は,根本的に解決することにしました。
現在のパソコンは,起動用のCドライブがHDDではなく,動作の速いSSDになっています。ただし容量が500GBしかありません。そこで,倍の1TBのSSDを購入しました。届いたら,現在のパソコンの中身をそっくり新しいSSDにコピーして,ドライブを交換する予定です。以前にもやったことがある作業なので,昔の記憶を掘り起こしながら,手順を復習しています。
それにしても,パソコンというものは便利なのか不便なのか,時々分からなくなります。今回のことで,「そのうち直そう」という考え方がいかに危険か,身をもって思い知らされました。
そして,これは行政書士の仕事にも,ちょっと似ています。
目の前の問題をとりあえず処理するだけなら,それほど難しくないこともあります。しかし,なぜ問題が起きたのかを考え,原因を突き止め,二度と同じことが起こらないようにすることのほうが大切です。
行政書士の仕事も,書類を作って提出すれば終わり,というわけではありません。
「なぜ,この手続きが必要なのか」「この先,何が起こるのか」まで考えておく。
ワタシは,今回のパソコン騒動で,そんな当たり前のことをあらためて実感しました。
さて,SSDが届くまでの間に,交換作業の手順をもう一度勉強しておきます。
行政書士の勉強はしているのに,パソコンの勉強までしなければならない。
まったく,「ひとり親方」というのは忙しいものですね。

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