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「あいはら」の理由—電話帳から始まった事務所名の物語

先日,NTTから「2026年3月末で電話帳・番号案内(104)を終了する」との発表がありました。これに伴い,かつての「職業別電話帳」である「タウンページ」も廃止されることになります。近年は固定電話を持たない方も増え,時代の流れとともにその役割を終えつつあるのだと感じています。

ワタシは現在,「あいはら行政書士事務所」として業務を行っていますが,実はこの事務所名には,この電話帳が大きく関係しています。

行政書士は,各都道府県の行政書士会に登録(入会)して業務を開始しますが,その際には事務所名を定める必要があります。一般的には,自身の氏名を用いて「○○行政書士事務所」や「行政書士○○事務所」とするケースが多く,中には「○○法務事務所」や,得意分野を打ち出した「○○VISA相談室」といった名称を付ける方もいます。もっとも,「法律事務所」という名称は弁護士に限られるため使用できず,また複数資格を並べた名称も登録上は認められていません。

ワタシ自身は当初,「あいはら行政書士・海事事務所」という名称を希望していましたが,行政書士会から認められず,結果として「あいはら行政書士事務所」と「あいはら海事事務所」という二つの事務所を設けることになりました(だからそれぞれの事務所の名刺を作っています)。

そして,よくご質問をいただくのが,「なぜ漢字の『相原』ではなく,ひらがなの『あいはら』なのか」という点です。これは実は,電話帳を強く意識した結果なのです。

電話帳は広告掲載も可能ではありますが,基本は50音順で並びます。そうすると,「あいはら」はかなり前の方に掲載されることになります。さらに,「相原」と漢字で表記するよりも,「アイハラ」や「あいはら」とした方が,掲載順位としては有利になるのです。その中でも,見た目の柔らかさや親しみやすさを考え,最終的に「あいはら行政書士事務所」と決めました。

何の伝手もない方が行政書士を探す場合,電話帳で上の方に掲載されていることは,それだけで大きなアドバンテージになります。実際,引越業者や興信所などに「あ」から始まる名称が多いのも,同様の理由によるものです。

もっとも,電話帳が廃止される現在においては,こうした目論見はもはや過去のものとなりました。しかしながら,「あいはら行政書士事務所」という名称には,やはりどこか柔らかく,親しみやすい響きがあり,結果として良い選択であったと感じています。

そして,どのような時代になっても,最後に選ばれる理由はやはり行政書士としての「実力」と仕事の「中身」であると考えています。広告や露出はきっかけにはなりますが,実際にご依頼いただいた仕事の質や対応の丁寧さこそが,信頼を積み重ねていく基盤になります。

ワタシは,一つひとつのご相談に真摯に向き合い,わかりやすい説明と迅速な対応を心がけることで,「この行政書士に頼んでよかった」と感じていただける仕事を積み重ねていきたいと考えています。そして,ご依頼いただいたお客さまが,ご家族やご友人に安心して紹介してくださるような関係性を築き,「行政書士を探すなら,『あいはら行政書士事務所に頼もう』と自然に思い出していただける存在になることを目標として,これからも日々の業務に取り組んでまいります。

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