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一人二役,二つの事務所をつなぐネットワークHDD

このブログにも書きましたが,9月1日に塩竈市に「あいはら海事事務所」を開業しました。これでワタシは,自宅の「あいはら行政書士事務所」と塩竈市の「あいはら海事事務所」という二つの事務所で仕事をすることになりました。

といっても,従業員が増えたわけではありません。働くのはワタシ一人です。

塩竈の事務所は,作業スペースが自宅より広くて快適なので,積極的に利用しています。とても仕事がはかどりますし,お昼には近所の食堂で美味しい定食が待っています。

そこで困ったのが,仕事のデータ管理です。自宅では行政書士,塩竈では海事代理士の仕事が中心になりますが,仕事というものは,そんなにきれいに分かれてくれません。塩竈でスキマ時間に行政書士の書類仕事をすることもあれば,自宅で海事代理士の仕事をすることもあります。

これまでは,大容量のUSBメモリを持ち歩いていました。これで,うまく運用できれば問題ないのですが,そこは人間です。USBメモリを持っていくのを忘れたり,うっかりパソコン本体にデータを保存したりして,「どれが最新のデータだっけ?」ということが起こります。また,紛失の危険も伴います。

これは,お客さまの大切な情報を扱う仕事としては避けなければなりません。

そこで考えたのが,ネットワークHDDです。

まず,最初に思いついたのはクラウドでした。インターネットにつながればどこからでも利用できるので,利便性を考えれば非常に合理的です。

ただ,ワタシの場合,大切な仕事のデータを別の会社のサービスに預けることに,どうしても少し不安がありました。また,その会社のシステムに何かトラブルがあれば,データへのアクセスが困難になるトラブルも想定されます。やはり不安なのです。

そこで,次善の策として,自宅にネットワークHDDを設置することにしました。

これなら自宅の複数のパソコンから同じデータを利用できますし,外部からもアクセスできるので,塩竈の事務所でもデータを使って仕事ができます。

さっそく家電量販店で購入し,自宅のネットワークに接続しました。

最初はなかなかうまくいきませんでしたが,あれこれ設定して,ようやく接続に成功。自宅の2台のパソコンからアクセスできることを確認し,さらに携帯回線からのアクセスも確認できました。コレで,塩竃からのアクセスについても一安心です。

ただし,外部からアクセスする場合は,HDD上のデータを直接編集できるわけではありません。いったんパソコンにダウンロードし,更新する際は新しいデータを再びHDDにアップロードする必要があります。

そこで,データにバージョンを付けるなどして,どれが最新版なのか分かるように,運用ルールを決めることにしました。

結局,便利な道具を導入しただけでは,仕事はうまく回りません。

道具に合わせて,人間の側も仕事のやり方を変える必要があります。

これは行政書士の仕事にもよく似ています。

行政書士は書類を作る仕事だと思われがちですが,その前提として,誰の,どの情報を使い,どの資料が最新なのかをきちんと管理しなければなりません。

書類を作る前に,仕事の仕組みを作る。

二つの事務所を動かすようになって,改めてそんなことを実感しています。

さて,ネットワークHDDも導入できました。

あとはセキュリティとバックアップをしっかりやるだけです。

……と思ったのですが,よく考えたら,事務所は二つ,パソコンも複数台,ネットワークHDDまであります。それなのに,従業員は一人。

不平不満や文句を言わずに黙々と働くワタシがもう一人欲しいです。

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