プロの仕事は,やっぱり気持ちいい
小中学校の新学期も始まり,長かった夏もそろそろ終わりが見えてきました。
ワタシの仕事のほうも,少しずつ新しいフェーズに入っています。
昨日は,9月の農地転用申請に向けて,宮城県北部の自治体へ申請案件の事前相談に行ってきました。午後2時からのアポイントだったので,正午ごろ仙台を出発しました。車で1時間ほどのドライブです。
出張の楽しみの一つが,知らない土地の知らないお店で昼食を食べることです。土地勘のない場所を走りながら,「おっ,この店は良さそうだ」と思ったところに,ふらっと入る。これがなかなか楽しいのです。
この日も,当てずっぽうでラーメン屋でも探そうと思っていました。
そんなとき,目に入ってきたのが,新しそうな看板を掲げた「とんかつ屋」でした。
ワタシは料理をしますが,基本的に家で揚げ物は作りません。油の温度を管理したり,揚げた後の大量の油を処理したりと,何かと面倒だからであり,なによりダイエットの問題で,揚げ物は家では食べない方が良いと考えているからです。
そこで,今日は
「たまには,プロが作った熱々のとんかつを食べてみよう」
と思い,その店に入ることにしました。
ところが,店内に入ってみて驚きました。13時を過ぎたというのに5組ほどのお客さんが待っています。昼食のピークは,とっくに過ぎたというのに,これだけのお客さんがいる。
「これは,ひょっとして当たりの店なのでは?」
そんな期待が膨らみます。
10分ほど待って席に案内され,さっそく注文しました。
ワタシが選んだのは,店のおすすめだという「厚切りロースとんかつ180グラム」です。この店が面白いのは,ご飯や味噌汁を選べることです。ご飯は,新潟産コシヒカリ,十穀米,炊き込みご飯の3種類。味噌汁は,わかめ汁となめこ汁の2種類です。
しかも,これらはおかわり自由で,何種類食べることができます。さらに,キャベツや3種類の漬物も食べ放題です。注文しているだけで,なんだかワクワクしてきます。
待つこと15分。料理が運ばれてきました。目の前に置かれたのは,見るからにおいしそうな厚切りとんかつです。店の説明には,「低温の米油でじっくりと揚げたとんかつ」とありました。確かに,これは家庭ではなかなかできない仕事です。
大きな厨房と設備,そしてプロの技術があってこそできるのでしょう。
さらに,最初にゴマの入ったすり鉢が出てきました。
自分ですったゴマにソースを入れ,そこにとんかつをつけていただきます。
これが,実にうまい。ゴマの香ばしい風味がソースに加わり,とんかつの肉の甘みを引き立てています。2センチ以上はありそうな厚切りなのに,肉は柔らかい。
噛むと,口の中に肉汁が広がります。
「なるほど。人気があるわけだ」
と思いながら,夢中で食べてしまいました。
ご飯もおかわりし,味噌汁もおかわり。午後の仕事のことなどすっかり忘れて,プロが作ったとんかつを堪能しました。
お勘定は,2,000円弱でした。普段の昼食として考えれば少し贅沢ですが,たまにはこういう昼食もいいでしょう。
ワタシも60歳を超えました。年齢を重ねると,筋肉量や体力を維持するためにも,肉や魚などから良質なタンパク質をしっかり摂ることが大切だと言われています。
そう考えれば,柔らかくておいしいこのとんかつは,なかなか魅力的な一品です。
今回,とんかつを食べて改めて感じたのは,「プロの仕事は気持ちがいい」ということです。素材を選び,調理方法を工夫し,お客さんが喜ぶように料理を仕上げる。
一つひとつの仕事を丁寧に積み重ねた結果として,あれだけおいしいとんかつが出来上がるのでしょう。
ワタシは行政書士,海事代理士として仕事をしています。
農地転用の申請でも,相続や遺言の仕事でも,単に書類を作って提出するだけではなく,
「さすがプロに頼んでよかった」
と思っていただける仕事をしたいと思っています。
そのためには,まだまだ勉強も経験も必要です。
「ワタシも,とんかつ屋さんに負けないくらい,仕事で『うまい!』と言わせてみたいものです」
「この申請,きれいに通りました。さすがプロですね」
そんな一言をいただけるようになるため,もっともっと勉強したいと思いました。

コメントを残す