止まったホームページが教えてくれたこと」
ワタシは,自身の事務所のホームページを運営しており,毎日ブログを更新しています。今では,パソコンを立ち上げたらホームページにアクセスし,ブログを書いたり,ページを更新したりすることが,すっかり日常のルーティンになりました。
ところが先日,その当たり前が突然崩れました。
いつものようにブログを更新しようと管理画面へアクセスすると,エラーが表示されて開くことができません。それどころか,事務所のホームページ自体も表示されなくなっていました。
「パソコンの調子が悪いのだろうか」と思い,スマートフォンでも確認してみましたが,同じ状況です。
これはおかしい。
そう思って調べてみると,ホームページ運営会社から「利用代金の決済ができません」というメールが届いていました。
「なぜ決済が失敗したのだろう」と考えているうちに,あることを思い出しました。
先日,フィッシング詐欺に遭いかけ,利用していたクレジットカードを停止して,新しいカードに切り替えていたのです。
ホームページの利用料金は,古いカードのまま自動決済になっていました。
つまり,利用料金が支払われなかったために,ホームページが停止してしまったというわけです。
原因が分かれば簡単に解決するかと思いましたが,そこからが大変でした。
決済失敗のメールには手続き用のリンクがありましたが,開いてみても専門用語ばかりで何が書いてあるのかよく分かりません。実は,このホームページを立ち上げたときは,こうした仕事に詳しい姪に,ほとんど設定をお願いしていました。そのおかげで立派なホームページができた反面,ワタシ自身はサーバーやドメインの仕組みも十分に理解しないまま今日まで来てしまったのです(この事件のあと,姪から「サーバーは土地,ドメインは住所」に例えると分かりやすいと教えてもらいました。なるほどとは思いつつやっぱり十分に理解できません)。メールは使えるのにホームページだけが表示されない理由も分からず,完全にお手上げ状態でした。慌てて姪に電話をして助けを求めましたが,セキュリティ上の理由から,姪が代わりに操作することはできません。
結局,ワタシが画面を見ながら表示されている内容を読み上げ,姪が電話で「そこをクリック」「次はこの項目です」と指示を出すという,まるで「遠隔二人羽織」のような作業になりました。
何度も確認しながらクレジットカード情報を更新し,ようやく決済が完了しました。
しばらくすると,無事にホームページも復活しました。
今回,姪には本当に助けられました。
しかし同時に,「自分のホームページなのに,自分では何も対応できない」という現実を痛感しました。便利なサービスは,詳しい人にお願いすればすぐに使えるようになります。
しかし,いざトラブルが起きたときには,最低限の仕組みを理解していなければ,自分では何もできません。
今回の出来事をきっかけに,これからは姪の力も借りながら,サーバーやドメインなどの基本的な知識も少しずつ身に付けていこうと思っています。
行政書士の仕事でも,同じことが言えるように思います。
依頼者の方は,「難しい手続きだから専門家に任せたい」と相談に来られます。しかし,ワタシは単に書類を作るだけではなく,「なぜその手続きが必要なのか」「どんな仕組みになっているのか」まで,分かりやすく説明できる行政書士でありたいと考えています。
ホームページが止まった一件は,ワタシに「人に頼ること」と「自分で理解すること」は別物なのだと教えてくれました。
どうやら今回,一番更新が必要だったのは,ホームページではなく,ワタシ自身の知識だったようです。反省。

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