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「あと一歩」の悔しさが,日本を強くする

世界最大のサッカーイベント,サッカーのワールドカップで,日本代表は決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦しました。

個の力では世界屈指のブラジルが相手です。それでも日本は,最後まで臆することなく真っ向から勝負を挑みました。素晴らしいチームワークで先制点を奪い,一時は「ひょっとしてイケるかも」と思わせてくれましたが,試合が進むにつれて徐々にブラジルの個の力が勝り,最後の最後で力尽きました。

結果は敗戦でしたが,グループリーグから決勝トーナメントまで,日本らしい組織力と粘り強さを存分に発揮した大会だったと思います。一人ひとりが役割を果たし,全員が同じ目標に向かって戦う姿は,本当に素晴らしいものでした。

おそらく,個々の能力だけを比べれば,ブラジルの選手たちの方が上でしょう。しかし,だからこそ,日本代表の戦いぶりには大きな価値があったとワタシは感じています。

日本が初めてワールドカップに出場したのは,1998年のフランス大会でした。当時は世界との力の差を見せつけられ,3戦全敗という厳しい結果に終わりました。

それでも,日本サッカーは一歩ずつ経験を積み重ねてきました。前回のカタール大会ではドイツとスペインを破り,世界中を驚かせました。そして今では,日本代表の多くがヨーロッパのトップリーグで活躍しています。世界の強豪を相手にしても臆することなく堂々と戦う姿からは,日本サッカーが着実に成長してきたことを実感します。

それにしても,サッカーの神様はどうしてこんなに日本に厳しいのでしょうか。

1993年に開催されたアメリカ大会アジア最終予選では,「ドーハの悲劇」でワールドカップ出場を目前にして夢を絶たれました。その後,ようやくワールドカップの常連国となりましたが,今度は決勝トーナメントの壁がなかなか越えられません。

そして今回も,決勝トーナメントでは優勝候補のブラジルと対戦するという過酷な組み合わせになりました。先制しながらも,最後の最後で力尽きるという結末は,あまりにもドラマチックで,そして悔しいものでした。

でも,日本代表の成長にはめざましいものがあると思います。何度踏みつけられても立ち上がり,何度壁に跳ね返されても挑戦を続ける。その積み重ねが,日本をここまで強くしてきました。

今回は「ワールドカップ優勝」を目標に掲げていましたが,その言葉に恥じない戦いぶりだったと思います。4年後は,ワールドカップ100周年を迎える記念すべき大会です。その舞台で,日本が本当の意味で「世界の強豪」として歓喜する姿を見られることを,今から楽しみにしています。

ワタシは行政書士として仕事をしていますが,この日本代表の歩みを見ていると,仕事もまったく同じだと感じます。一つひとつの経験や失敗は,その時は遠回りに思えても,決して無駄にはなりません。依頼者のために積み重ねた知識や経験は,いつか必ず「あと一歩」を乗り越える力になります。

だからこそ,ワタシも日本代表に負けないよう,目の前の一件一件に真摯に向き合い,少しずつでも成長を積み重ねていきたいと思っています。

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