メダルのその先へ――セカンドステージに立つ覚悟
昨日(4月17日),2月に開催されたミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した「りくりゅうペア」こと三浦璃来選手と木原龍一選手が,競技からの引退を発表しました。
両選手はそれぞれのSNSで連名という形で思いを発信していましたが,その内容は実に印象的でした。やり切ったという充実感,支えてくれた方々への深い感謝,そして競技人生には区切りをつけながらも,これからはペア競技の普及という新たな挑戦に二人で取り組んでいくという強い決意。そこには「終わり」というよりも,「次のステージへの出発」という前向きな空気がはっきりと感じられました。
33歳の木原選手にとって,次のオリンピックは37歳。トップレベルを維持し続けることの難しさは想像に難くありません。また三浦選手も「龍一君が引退する時は私も引退する」と語っていたことから,今回の決断はある意味で予想されていたものでもありました。寂しさはあるものの,「やり切った」という言葉には十分な重みがあり,二人の歩んできた軌跡を思えば,自然と納得してしまうものがあります。
三浦選手はまだ24歳と若く,率直に言えば「もったいない」という気持ちもあります。しかし,あれほどまでに息の合ったパートナーと再び巡り合えるかは分かりませんし,金メダリストが,新たな相手との関係性を築くことの難しさを考えれば,この決断もまた一つの必然なのだろうと思います。
今後について二人は「これからもペアを日本の皆様にもっと知っていただけるよう,新しいことに二人で挑戦していきます」と語っています。競技から離れてもなお,同じ方向を見て歩んでいく姿勢は,いかにも「りくりゅうペア」らしいと感じますし,これからの活動にも大いに期待し、応援したいと思います。
ワタシ自身,今の行政書士としての立場は,サラリーマンを引退した後のセカンドキャリアです。だからこそ,「引退の先」にある新たな挑戦に向かう二人の気持ちは,どこか他人事とは思えません。ワタシはサラリーマンというステージで金メダルを取ったわけではありませんが,自分なりにやり切ったという実感はありますし,充実した時間でもありました。
だからこそ,今のこのステージも真剣に進んでゆきたいと思っています。サラリーマン時代の自分に恥じぬよう,全力で取り組み,多くの方の役に立てる存在でありたいと思っています。
金メダルを取ることがゴールではなく,その先にどんな歩みを続けるかが,本当の勝負なのかもしれません。ワタシもまた,自分なりの「次の金メダル」を目指して,もうひと滑りしてみようと思います。

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