身近に感じ,応援しているプロスポーツ選手
プロ野球やサッカー,大相撲など,さまざまなプロスポーツの世界では多くの選手が日々活躍しています。皆さんの中には,ご自身の知り合いや関係者がプロの舞台で活躍している,という方もいらっしゃるかもしれません。
プロスポーツの世界というのは,才能に恵まれ,並々ならぬ努力を重ねてきた方だけが立てる場所です。そして,その中でもさらに活躍できる人は,本当に「ほんの一握り」だと感じます。私のように,運動も学業も「極めて凡庸」な人生を歩んできた者にとって,プロの世界で輝く人とは無縁だと思い込んでいました。自分の交友関係の中に,「そんなすごい人がいるはずがない」とです。
ところが,あるきっかけから,私の交友範囲の少し先に,実際にプロの舞台で活躍している方がいることを知りました。一人は大相撲の世界で奮闘している力士,もう一人はJ1の名門サッカークラブでプレーしている選手です。
力士の方は,かつてお世話になった会社の上司の息子さんです。学生時代は別の競技で名を馳せ,日の丸を背負い国際大会でも活躍していましたが,卒業後は新たな挑戦として大相撲の世界に飛び込み,前相撲・序ノ口からスタートして,今や関取まで「あと一歩」というところまで昇進しています。
サッカー選手の方は,高校時代の同級生の息子さんです。お互いの年齢を考えると,やや遅くに生まれたお子さんのようですが,トップチームの試合にも出場し,立派に活躍しています。
力士のお父さんは,会社でもスポーツマンとして知られていたので,「やはりサラブレッドなのだな」と納得しました。一方,サッカー選手の方は「彼にそんな才能があったかな?」と思うようなタイプだったのですが,息子さんはまさに「神様からの特別な贈り物」を受け取った方なのだと感じます。
たとえ「知人や友人の息子さん」という,いわば「友達の友達」程度の関係であっても,自分と何らかの接点がある人がプロスポーツの世界で活躍しているというのは,とても嬉しく,誇らしい気持ちになります。
もちろん,応援しています。「応援する」といっても,後援会に入るとか,個人的に何か支援をしているわけではありません。ただ,「今日も勝つといいな,活躍してほしいな」と心の中で静かに祈るだけです。それでも,そんな存在がいることは人生の励みになりますし,何よりもとても楽しいものです。
これからも,二人の選手のさらなる活躍を心から祈り,応援し続けていきたいと思います。

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