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連休前の疾走日記——信頼を積み重ねる一日

ワタシは今週の初めから少しスローペースで仕事をしていましたが,金曜日となった,5月最初の一日。この日は一転して怒濤の仕事ラッシュとなりました。

午前中は宮城県北部の自治体へ農地転用の事前説明に出向きました。少し早めに家を出て,車で約90分の道のりです。この自治体には昨年度も何度か足を運び,その都度,親身なご指導をいただいてきました。担当の方とも顔見知りとなり,「少しずつ信頼関係が築けてきたのではないか」と感じていたところです。

もっとも,春はお役所にとって人事異動の季節です。これまでお世話になってきた担当の方のお一人が異動となりました。寂しさはありますが,異動は組織に属する以上避けられないものです。ご栄転を心からお祝いするとともに,新天地でのさらなるご活躍をお祈りしました。そして新しい担当の方へご挨拶。期待と不安が入り混じるこの独特の感覚も,この仕事の一部なのだと改めて感じます。

この日は従前の担当の方に申請書類をご確認いただき,いくつかのご指導をいただきました。これらは持ち帰って修正の上,連休明けに改めて申請する段取りです。こうしたやり取りの積み重ねが,結果として案件の精度を高めていくのだと実感します。

役所を後にし,急遽決まったお客さまとの打ち合わせへ向かいました。役所での対応が長引いたため,昼食の時間はほとんど取れず,道の駅でおにぎりを二つ。五分ほどで平らげ,すぐに次の現場へ向かいます(またまた90分のドライブです)。

打ち合わせは約1時間。先方の部長は出張中のため,オンラインで参加され,現地のご担当者と合わせて三名での会議となりました。現在進行中の業務について,今後の進め方を整理し,短時間ながらも密度の高い打ち合わせとなりました。

その後は,日頃お手伝いをしている「おひとりさま」が入院されている病院へ向かいました。いつも通り,先月の金銭管理の状況をご説明し,今月の予定について打ち合わせを行いました。暖かくなってきたこともあり,今月は亡くなられたご主人のお墓参りを予定しています。

「おひとりさま」は,足の不自由な方ですので,移動は車椅子となります。病院からタクシーでお墓へ向かい,お参りの後は外でお好きな食事を楽しんでいただき,再び病院へ戻るという計画です。ご本人がとても楽しみにされている行事ですから,タクシー会社やお医者さま,ご担当の看護師の方とも丁寧に連携を取り,安心して外出を楽しんでいただけるように準備を進めています。面談の最後には,お好きな甘いものとお赤飯のおにぎりを差し入れました。いつもながら,穏やかで温かい時間はあっという間に過ぎていきます。

そしてその足で,最後のお客さま宅へ。現在受任している案件の委任状をお預かりしました。この日は全体的に時間が押してしまい,お客さまには約束の時間に30分ほど遅れての到着となりました。事前にご連絡はしていたものの,改めて丁重にお詫びを申し上げました。こうした基本的な所作の一つ一つも,信頼関係を支える大切な要素です。

連休前の金曜日。「今週はゆったりと」と考えていた当初の見込みとは大きく異なり,結果としてフル回転の一日となりました。しかし,こうして,お客さまからご依頼をいただき,仕事ができることは,行政書士としてはとても幸せなことです。忙しさの中に,確かな充実感がありました。

夜はいつも通りジムで身体を動かし,「仕事疲れ」を「運動疲れ」に変換し,自宅で夕食をとりました。さすがに疲れたようで,少しのお酒で心地よく酔い,23時前には眠くなり,夢の世界へ。

振り返ってみれば,人が変わり,場所が変わり,案件が変わっても,ワタシの仕事の本質は変わりません。一つ一つのご縁に向き合い,丁寧に仕事を進め,次へとつないでいくこと。その積み重ねが信頼となり,やがて形になるのだと思います。

そして最後に残るのは,やはり「書類は正確に,人には誠実に」という,この仕事の基本です。どれほど慌ただしい一日であっても,最終的に問われるのはそこに尽きます。行政書士としての一日は,その原点を確認する一日でした。

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