名城大学力丸楓選手の力走に心からの拍手を贈る
昨日,仙台で全日本大学女子駅伝が開催され,名城大学が3年ぶり9回目の優勝を飾りました。しかも,大会新記録での優勝です。
今回の大会では,地元の東北福祉大学が4位に入賞する健闘を見せました。また,地元の難関大学である東北大学も単独チームで出場し,27チーム中23位でゴールしました。さらに,東北大学と同じ旧帝国大学である北海道大学,九州大学も参加するなど,「文武両道」の一面も見せてくれました。
さて,今回ワタシが特別な思いで応援していたのが,優勝した名城大学の3区を走った力丸楓選手です。
実は,力丸選手はワタシの母校の陸上競技部の後輩なのです。
初めてその存在を知ったのは3年前の大会でした。何気なくテレビで女子駅伝を見ていたところ,なんと母校の後輩が当時の大学最強チーム名城大学の選手として走っているではありませんか。これには心底驚きました。
そのとき力丸選手は2区を走り,区間2位の好成績でチームの7連覇に貢献しました。
その後,しばらく駅伝のメンバーに名前を見かけず,どうしているのだろうと気になっていました。それだけに,4年生となった今年,再び大舞台に戻ってきてくれたことがうれしかったのです。しかも,今回は3区で,18分59秒で走り,区間2位ながら,後続との差を広げてトップでタスキをつなぎました。名城大学の優勝を大きく引き寄せる見事な走りでした。
テレビの前で目頭を熱くしながら応援していたワタシ。面識すらない後輩なのですが,母校の後輩が全国の舞台で活躍する姿は,やはり誇らしいものです。
そして驚くのは,力丸選手が農学部で学びながら,競技を続けてきたことです。
大学の陸上競技部,とりわけ名城大学のような強豪チームで活動するには,選手間での激しい競争があり,日々の厳しい練習が欠かせないはずです。一方,農学部では実験や研究にも時間を割かなければなりません。勉強と競技の両立は,決して簡単ではなかったでしょう。
力丸選手は中学時代に全国大会への出場経験がある一方,高校時代はインターハイ出場を果たせませんでした。東北大会で7位と,あと一歩のところで全国への切符を逃しています。
そうした経歴を経て,名城大学という強豪チームの門を叩き,勉強にも競技にも真剣に取り組んできたのです。そこには相当な覚悟と努力があったのだろうと思います。
卒業後は仙台に戻り,東北大学農学部の大学院に進学するとのこと。研究分野は動物食品機能学で,乳酸菌などの微生物を人や動物の健康維持や疾病予防に役立てる研究に取り組むそうです。さらに,研究成果をアスリートのコンディショニングに生かすことにも関心があるといいます。
なるほど,農学部で学んできたことが,これからの研究につながっていくのですね。
競技者として培った経験と,大学で身につけた知識。その両方を生かして,新しい道を切り開いていく。そんな力丸選手のこれからが楽しみです。
力丸選手とは,会ったことも話したこともありません(もちろん,彼女はワタシのことなど知らないと思います)。それでも,後輩の活躍をこんなにうれしく思えるのですから,母校というつながりは不思議なものだと思います。
力丸選手,優勝おめでとう。そして,これまで本当にお疲れさまでした。これからは研究者として,ぜひ新しい目標に向かって頑張ってください。
心から応援しています。
さて,ワタシも行政書士として,日々さまざまなご相談をいただきます。
陸上競技も仕事も,最後は自分自身がどれだけ努力し,目の前の課題に向き合えるかが大切なのだと思います。もちろん,ワタシの場合はタスキをつなぐ代わりに,お客さまの思いや課題を受け止め,手続きという形にして次へつないでいく仕事です。
後輩に負けないよう,ワタシもまだまだ頑張らなければなりません。
ただし,こちらは区間賞を取る必要はありません。お客さまに「頼んでよかった」と喜んでいただければ,それがワタシにとっての優勝であり区間賞なのです。

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