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支え合いの形は,時代とともに変わっていく

今週,ワタシに町内の,ゴミ集積所当番が回ってきました。

仙台市では,ゴミ集積所ごとに,仙台市から委嘱を受けたボランティアの管理者がおり,日頃の管理や利用方法の調整などを担っています。

ワタシの町内では,長年にわたり,現職を退かれた一人の方が,まるで町の世話役のように,時には警察官のような調整役として,この役目を引き受けてくださいました。

今年の町内会の総会で,その方から「年齢も年齢なので,そろそろ次の方にお願いしたい」とのお話がありました。

長年にわたり町内のために尽力してくださったことに対し,参加者全員が「本当にご苦労様でした」と感謝の気持ちを伝え,新しい体制へ引き継ぐことになりました。

ところが,問題はその後でした。後任が見つからないのです。

昔であれば,定年退職された方が地域の役割を担うことも珍しくありませんでした。しかし,現在は共働き世帯が増え,働き方も多様化しています。一年中,ほぼボランティアで責任の重い役目を一人の方にお願いし続けることは,現実的ではありません。

ワタシは,こうした現状を見ると,特定の個人の善意に大きく依存する制度そのものが,時代に合わなくなってきているのではないかと感じます。

町内でも何度か話し合いを重ねましたが,引き受けてくださる方は現れませんでした。

そこで役員会で改めて協議した結果,仙台市から委嘱される管理者は,名目上,毎年交代する班長が担当することとし,実際の日常的な管理は,その集積所を利用する町内会員全員で,一週間ごとの持ち回りで担当する仕組みに改めました。

一人に負担を集中させるのではなく,みんなで少しずつ支える形です。

時代が変われば,地域の支え合いの形も変わっていくべきなのでしょう。

ゴミ集積所は,利用者のマナーが原因でトラブルになることも少なくありません。ニュースでも,ごみの出し方や不法投棄などを巡る問題を目にすることがあります。

その点,ワタシの利用している集積所は,本当に恵まれています。利用される皆さんのマナーが良く,いつもきれいに使われています。大きなトラブルもほとんどありません。

だからこそ,この良い環境を維持するためにも,ワタシ自身も微力ながら,当番としての役割をきちんと果たしていきたいと思っています。

行政書士の仕事も,実はこれと少し似ています。

相続や遺言,成年後見などのご相談では,「一人で何とかしよう」と抱え込んでしまう方が少なくありません。しかし,本来は家族や地域,そして専門家がそれぞれ少しずつ役割を担いながら支えていくことで,無理なく解決できることがたくさんあります。

町内のゴミ集積所も,相続手続も,「誰か一人が頑張る仕組み」より,「みんなで支え合う仕組み」の方が長続きします。

今週の当番を終えながら,そんなことを考えたワタシでした。

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