東京で深呼吸する休日
先週末,ワタシは一日お休みを増やし,東京の空気を吸いに行ってきました。
3月は年度末ということもあり,気が付けば息つく間もないほど慌ただしい日々が続いていました。通常業務に加え確定申告,そしてワタシが担当している宮城県行政書士会太白支部の決算作業も重なり,ほとんど休みらしい休みもないまま一ヶ月が過ぎていったのです。
月末になってようやく一段落し,「ちょっと一休み」と思い立ちました。ちょうど東京での用事も一つあったため,先週の金曜日にそれを済ませ,あとは気の向くままに街を歩くことにしました。
この季節の東京といえば,やはり桜です。ワタシは中央線の飯田橋から四谷あたり,神田川沿いに続く桜並木の風景が大好きで,大学時代や東京の中央官庁に出向していた時代は,毎年楽しみにしている場所でした。ところが,今年はその景色が思いのほか静かで,少し驚きました。まだ咲き始めだったのかもしれませんが,期待していた満開の風景には出会えず,少し肩透かしを食ったような気分にもなりました。
せっかくなので気を取り直して上野公園へ向かいました。こちらはさすがに多くの人で賑わっており,とりわけ外国からの観光客の多さが目を引きます。桜は五分咲きといったところでしたが,多くの人がそれぞれに春を楽しんでおり,日本の桜が世界に愛されていることをあらためて実感しました。
そのほかにも,かつて通った月島の居酒屋で懐かしい煮込みの味を楽しんだり,秋葉原のクイズバーで久しぶりに頭を使ったりと,気の向くままに過ごす時間は,忙しい日常の中では得がたいものでした。こうした時間は,単なる息抜きにとどまらず,自分の思考を整え,次の仕事に向かうための大切な準備でもあると感じます。
今回の訪問でとりわけ印象に残ったのは,ワタシの大好きな築地の変化です。もともと外国人観光客に人気のある場所ではありましたが,今や歩くのも大変なほどの混雑ぶりで,その多くが海外からの来訪者という印象でした。通りには高級なホンマグロの鮨やタラバガニ,和牛の串焼きなどを扱う店が並び,いずれも観光客向けの価格設定です。かつて何度も通った場所だからこそ,街の変化を実感すると同時に,時代の流れを考えさせられる場面でもありました。
それでも,東京という街はやはり特別です。仙台は住みやすく,仕事にも集中できる良い環境ですが,東京には人と情報が集まり,独特の刺激があります。今回も東京会で活躍されている方とお会いする機会があり,自分の視野の広がりを実感するとともに,まだまだ学ぶべきことが多いとあらためて感じました。
忙しさの中にいると,どうしても目の前の業務に意識が集中しがちですが,ときには環境を変え,外の空気に触れることで,新たな視点や発想が生まれます。今回の小さな「リフレッシュ」は,ワタシにとって単なる休息ではなく,今後の業務の質を高めるための有意義な時間となりました。
ワタシはこれからも一つひとつの仕事に丁寧に向き合いながら,こうした機会を大切にし,自分自身の引き出しを増やしていきたいと考えています。そして,日々の経験や気づきを業務に還元し,依頼者の皆様により良いサービスを提供できる行政書士であり続けたいと思います。

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