春のユアスタとJリーグ秋春制
春が来て,今年もサッカーの季節がやってきました。
ベガルタ仙台は先週ホーム開幕戦を迎えましたが,その日は行政書士会の無料法律相談会があり,ワタシはスタジアムに行くことができませんでした。ですから,ワタシにとっては昨日の試合が実質的な今シーズンの開幕戦です。
スタジアムに入ると,青々としたピッチが広がり,その上で躍動する選手たちの姿が目に飛び込んできます。今年はどんな戦いを見せてくれるのだろうか。そんなことを考えていると,自然と心が躍ってきます。
これまで,Jリーグは春に開幕し,冬の始まりにシーズンが終わる「春秋制」で行われてきました。しかし今後は,ヨーロッパのリーグと同様に,秋に開幕し春に終了する「秋春制」に移行することが決まっています。そのため次の本格的なシーズンは2026年8月に開幕する予定です。
そこで,その間にできる半年ほどの空白期間を活用して開催されているのが,「J2J3百年構想リーグ」という特別大会です。J2リーグとJ3リーグの40クラブが参加し,地域別のリーグ戦を行った後,順位決定戦で最終順位を決めるという大会です。
簡単に言えば,「半年の空白期間ができるので,その穴埋めに0.5シーズン分の大会を行いましょう」ということです。半年も試合がなければ,クラブは興行面でも財政面でも苦しくなります。そうした事情もあって設けられた大会というわけです。
この大会は2月に開幕しました。しかし厳冬期の北国のクラブはホームゲームの開催が難しく,仙台も2月は3試合すべてアウェイで戦いました。そして3月に入り,ようやくホームでの試合を迎えたというわけです。
ここまでベガルタ仙台は4連勝で首位を走っています。そして今日は2位の湘南ベルマーレとの「首位決戦」でした。
試合は仙台が先制したものの,終了間際に追いつかれてしまいます。しかしこの大会には一つ大きな特徴があります。それは,90分で決着がつかない場合にはPK戦を行い,必ず勝敗を決めるというレギュレーションです。
1993年にJリーグが開幕した当初は,「引き分けという制度は日本にはなじまない。必ず決着をつける」という方針がありました。そのため90分で決着がつかない場合は延長戦,それでも決まらないときはPK戦で勝敗を決めていました。
しかしサッカーが日本に定着するにつれてルールも変わり,現在のリーグ戦では90分で決着がつかない場合は、「引き分け」となります。PK戦は,天皇杯のように必ず勝敗を決めなければならないトーナメント戦でしか見られなくなりました。
ところがこの大会では,リーグ戦でありながら久しぶりにPK戦が復活しています。
そして今日の試合も,まさにそのPK戦にもつれ込みました。スタンドは独特の緊張感に包まれます。一本ごとに歓声とため息が交錯する中,最後は仙台が勝利。首位を守るという,なんとも気持ちの良い結末になりました。
この大会の優勝チームが決まるのは6月です。いわば新しいシーズンまでの「つなぎ」の大会なので,どこか物足りなさを感じるのも正直なところです。
それでも,スタジアムで応援する時間はやはり格別です。これからもベガルタ仙台の勝利を楽しみに,スタンドから声援を送り続けたいと思います。

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