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動く事務室を手に入れる~行政書士とモバイルプリンタの話~

ワタシは行政書士として,日々さまざまな書類を作成することを仕事にしています。そして,完成した書類を役所に持参し,窓口で手続きを行います。しかし,窓口で書類の内容について修正を求められることは,決して珍しいことではありません。

理由は単純な誤記や記載漏れといったワタシのミスである場合もありますし,お役所と当方との「見解の相違」により,補正を求められることもあります。軽微な修正であれば提出書類に手書きで加筆訂正することもありますが,たとえ1か所の訂正であっても,新たな書面の提出を求められることもあります。

事務所の近くのお役所であれば,一旦戻って修正し,再提出すれば済みます。しかし,遠方の役所で書き直しを求められた場合は話が違います。事務所に戻って再度出向くとなれば,それだけで半日から1日のロスになります。提出期限が迫っている案件であれば,「期限切れアウト!」という最悪の事態もあり得ます。それはすなわち,お客さまにご迷惑をおかけすることを意味します。

そのためワタシは,提出予定の書類データはすべてパソコンに保存して持参し,万一修正を求められた場合にはその場でデータを修正し,すぐに印刷して提出できる体制をとっています。しかし,パソコンは持ち運べても,プリンタはそう簡単にはいきません。これまでは,やむを得ず近隣のコンビニエンスストアのプリンタを利用してきました。廉価できれいに印刷できますし,非常に便利なサービスです。

ただし,すべての役所の近くにコンビニがあるとは限りません。また,お客さまと面談中にその場で修正が必要になった場合,「少しコンビニへ」と席を外すのは,どうにも落ち着きません。専門職としての段取りや所作として,もう一段階上を目指したいという思いが,ワタシの中にありました。

そうした中,かねてから気になっていたモバイルプリンタが,偶然にも手の届きやすい価格で販売されているのを見つけました。これは機が熟したのだろうと考え,思い切って購入しました。

購入したのは,エプソンのPX-S06Bです。バッテリー駆動が可能な小型プリンタで,重さは約1.7キログラム。A4サイズまでのカラー印刷に対応し,しかもビジネス用途に適した顔料インクを採用しています。顔料インクは,印刷後に蛍光ペンでマークしてもにじみにくく,公的書類との相性が良いとされています。さらに無線接続に対応しているため,ケーブルを取り回す煩わしさもありません。

実際に使用してみると,印刷は鮮明で動作も軽快です。1.7キログラムという重量は,手に持てば決して軽いとは言えません。しかし,ワタシの業務は主に車での移動が中心ですから,実務上の支障はほとんどありません。モバイルパソコンと組み合わせれば,どこにいても書類を作成し,その場で出力し,完結させることができます。まさに「動く事務室」を手に入れたような感覚です。

行政書士の仕事は,派手さはありませんが,正確さと迅速さが求められる仕事です。その両立を支えるのは,知識や経験だけでなく,それを形にする道具でもあります。今回,新たな戦力を迎えたことで,ワタシの仕事の機動力は一段と高まりました。

この小さなプリンタは,単なる機械ではありません。お客さまの大切な手続きを滞りなく進めるための備えであり,ワタシの責任を果たすための相棒です。あいはら行政書士事務所は,これからも一つひとつの案件に真摯に向き合い,より確実に,より迅速に,お客さまの期待に応えてまいります。そのための準備と投資を惜しまないことこそ,プロフェッショナルとしての矜持であると,ワタシは考えています。

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