マスコミの皆さん,もう少し勉強したら?
年末に大きな地震があり,とても驚きました。仙台は震度3とそれほど大きな地震ではありませんでしたが,青森県,岩手県などで,被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。一日も早く日常が戻りますことをお祈り申し上げます。
今回の地震の報道を見て,ひとつだけ呆れた報道がありました。インターネットに配信された記事の中に,「青森県で震度6強,青森県・大間原発稼働停止などはせず」というものがありましたが,事実と異なることから削除され,後に謝罪記事が掲載されました。記事を削除、訂正したこと自体は適切な対応だと思いますが,そもそも「あり得ない」事象が報道されてしまったことに驚き,そして呆れました。
ワタシが特に驚いたのは,完成もしていない大間原発について「稼働している」と報道している点です。大間原発は2008年に建設が始まっているものの,まだ完成しておらず,稼働することなどあり得ないのです。いやしくも報道の現場に身を置く人間なら知っていて当然の事実であり,今回の報道は「ありえない」ミスです。記者が取材をし,編集のチェックが入り,配信に至るまでに複数の人の手を経るはずなのに,その過程で誰も気づかなかった――そう考えると,報道を聞く身としては正直,情けない気持ちになります。
もちろん,報道に携わる人たちも人間であり,ミスは起こります。ただし,ミスの多くは「基礎知識の不足」や「確認不足」から生じます。特に重要な事案,被災地や安全に関わる報道であるならば,なおさら慎重であるべきです。ワタシは,報道機関にはもっと真面目に勉強し,基本を押さえ,事実確認を徹底してほしいと強く感じました。
一方で,マスコミ全体を一括りにして否定するのも短絡的です。報道は私たちの社会にとって大切なインフラであり,正確な情報があるからこそ市民は行動でき,支援も行えるのです。今回のような失敗を契機に,取材・編集のプロセスが見直され,チェック体制が強化されるならば,それは前向きな変化になります。
ワタシは最後に期待を込めて言いたいです。マスコミの皆さん,どうかもう少しまじめに勉強して下さい。そして,確認の手間を惜しまず,視聴者が安心できる報道を続けてください。間違いを正す姿勢と,学び続ける姿勢があれば,マスコミはまだまだ信頼を取り戻せるはずです。ワタシはそう信じたいです。

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