世界陸上が開幕しました
今日は3連休初日。少し仕事を離れた話題を書きたいと思います。
今日9月13日,東京・国立競技場で世界陸上競技選手権大会が開幕しました。日本で開催されるのは1991年の東京,2007年の大阪大会に続いて3回目となります。ワタシは高校生まで陸上競技に打ち込んでいたこともあり,この大会を心待ちにしていました。
思い返せば,1991年の東京大会では男子マラソンの谷口浩美選手が見事に金メダルを獲得し,日本中を感動させてくれました。2007年の大阪大会では,個人でのメダルこそ逃しましたが,男子マラソンと同時開催だったワールドカップの団体戦で金メダルを掴み取り,一体感を味わったのを覚えています。今回の東京大会,日本選手がどんな活躍を見せてくれるのか。開幕前からワクワクしています。
今回,最も金メダルに近いと注目されているのは,やり投げの北口榛花選手です。前回の世界選手権,や昨年のパリオリンピックで連続して金メダルを獲得し,今回は「世界選手権連覇」「オリンピックを含めた3連覇」がかかります。決勝が開催される9月20日のチケットはすでに完売。彼女の投てきが,また新しい伝説を生むのではないかと期待しています。
他にも,活躍が楽しみな選手たちがいます。女子中・長距離では田中希実選手。1500mと5000mの日本記録保持者で,粘りとスパート力は世界屈指です。同じ長距離で言えば,廣中璃梨佳選手も5000m・10000mで日本歴代2位の記録を持ち,復活を期す存在です。男子110mハードルでは村竹ラシッド選手が世界歴代11位となる12秒92の日本新記録を樹立し,メダルに手が届く実力を示しています。また,3000m障害の三浦龍司選手もダイヤモンドリーグでの活躍を経て,世界大会での表彰台が期待されています。男子短距離・リレー陣,サニブラウン・アブデル・ハキーム選手,桐生祥秀選手らの活躍も楽しみです。
今大会は時差を気にせず観戦できるのも大きな魅力です。9月21日の最終日まで,さまざまな種目が続きます。「せっかくだから東京で生観戦したい」と思ってスケジュールを調整しましたが,スケジュールの都合やチケット完売が重なって,テレビ観戦を選ぶことにしました。新しい国立競技場の空気を直接感じられないのは少し残念ですが,画面越しに精一杯応援しようと思います。
こうしてブログを書いている中,今大会最初の決勝レースで,男子35キロ競歩の勝木隼人選手が銅メダルを獲得し,幸先の良いスタートを切りました。これから9月21日までの9日間,日本選手がどんな活躍を見せてくれるかと考えるだけでワクワクしてきます。日本選手の活躍を心から楽しみに,テレビの前で声援を送ります.

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