あいはら行政書士事務所は開業一周年を迎えました
本日,ワタシは61歳の誕生日を迎え,同時に「あいはら行政書士事務所」の開業一周年という節目を迎えることができました。昨年,還暦の誕生日に事務所を立ち上げてから本当にあっという間の一年でした。
ワタシは一年前,自宅を事務所とし,終活関連業務――具体的には相続,遺言,成年後見を主な業務分野とすることを決め,行政書士として新たなスタートを切りました。一月には高齢でお体の不自由な方の生前事務受任者としてご依頼をいただき,財産管理や各種手続きのお手伝いをさせていただくなど,実務を積み重ねてまいりました。また、遺言の作成や相続手続きのサポートもいくつか経験し、終活の現場で多くを学ばせていただきました。
さらに,サラリーマン時代に培った経験を活かして契約書の作成や監修のご依頼をいただいたほか,自動車の登録や名義変更,農地転用といった開業前には想像もしなかった分野のお仕事にも携わることができました。新しい分野に挑戦するときには、諸先輩の行政書士の皆さまから温かい助言やサポートをいただくことも多く、心から感謝しています。皆さまのおかげで,多彩な経験を積むことができました。
日々の業務に加え,公民館や区役所で開催される「行政困りごと無料相談会」などにも相談員として参加してきました。相談員の仕事は,直接的に仕事につながるものではありませんが,市民の方々がどのようなことでお困りか,どんなニーズがあるのかを肌で感じることができ,大きな学びの場となっています。また,思いがけない質問をいただくことも多いので,常に集中力が求められ,真剣勝負の場でもあります。この経験を通じて,ワタシ自身の問題解決能力も日々鍛えられている実感があります。
こうした毎日を過ごしながら、ワタシは今、かつてないほど日々の充実を感じています。もちろん収入面では,行政書士一本で十分に生活するにはまだまだ努力が必要ですが,少しずつご依頼の幅も仕事量も増えてきましたので,今後の生活が少し見通せてきた感じです。定年退職時に住宅ローンも完済し,支出も大きく減りました。「お金がなければないなりに暮らしていける」という実感もあり,肩の力を抜いて仕事に向き合えています。
先日、久しぶりに会ったサラリーマン時代の友人から「相原さん、会社にいたときには見たことがないくらい活き活きしてるね!」と声をかけられました。確かに,今は会社員時代よりも断然楽しく,毎日が充実しています。
今日からまた新たな一年が始まります。これまでの一年で築いた信頼と経験を土台に、二年目はさらに新たな分野へと積極的に挑戦し、お客さまからの信頼を得ることで、仕事の幅を広げ、質も量もさらに高めていきたいと考えています。あいはら行政書士事務所は,これからも24時間365日闘います!
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


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