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期日前投票に行ってきました。

昨日,最寄りの区役所で参議院議員選挙の期日前投票をしてきました。来週以降の予定が読めず,投票日に行けない可能性があるため,棄権することのないよう早めに足を運んだのです。

期日前投票とは,公職選挙法に基づいて導入された制度で,投票日当日に投票できない見込みの有権者が,あらかじめ決められた期間内に投票を済ませられる制度です。以前は「不在者投票」と呼ばれていたもので,2003年の法改正により,理由の申告だけで簡単に利用できるようになりました。

ワタシが訪れた投票所にも,休日ということもあり多くの人が来ていました。この制度の浸透ぶりを実感するとともに,「投票率の向上に貢献してほしい」と願わずにはいられません。せっかくマイナンバーカードが普及しているのですから,スマートフォンの顔認証機能と組み合わせて,電子投票が可能になる時代が来てもよいのではないかと思います。技術的にはすでに実現可能なはずです。今後,より多くの人が手軽に投票できるよう,制度面でも技術面でもさらなる進化を期待しています。

投票を終えて出口に向かうと,マスコミの出口調査が行われており,ワタシもタブレット端末で自分の投票先を入力しました。昔は紙のアンケートが主流でしたが,今ではほんの数秒で調査が終わります。こうした変化を目の当たりにすると,時代の進歩を実感せざるを得ません。

ワタシは20歳で選挙権を得て以来,浪人中も含め,これまで一度も選挙で棄権をしたことがありません。なぜなら,選挙権は日本国憲法第15条に明記された基本的な国民の権利であり,それを行使することは,民主主義社会の一員としての責任だと考えているからです。

正直に申し上げて,今回の選挙では,どの政党の主張にも,宮城選挙区のどの候補者の訴えにも,心から共感できるものがありませんでした。しかし,それでもワタシは投票所に行きました。なぜなら,「望ましい候補者がいない」という理由で棄権することは,自らの判断を放棄することに等しいと思うからです。今回は,消去法によってなんとか候補者を選び,投票しました。

結果がどうなるかは,現時点では全く予想がつきません。ただ,どんな政治・経済の状況になろうとも,ワタシは,困っている方々のお役に立てる行政書士でありたいと思っています。選挙を終えて投票所を出たとき,ワタシの胸に浮かんだのは,そんな初心ともいえる想いでした。

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