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義父の入院を通じて感じたこと

先日,ワタシが義父の通院に付き添ったことについて記しましたが,診察の結果,手術が必要とのことで入院し,手術を受けました。義父は現在86歳で,心配しましたが、幸いに身体的な負担も軽く,経過観察のための入院期間をやや長めに取り,2週間後には無事に退院することができました。

義父がお世話になった大学病院は,ワタシが想像していた以上に進化していました。昔のように家族が病室に泊まり込んで看病する必要もなく,看護体制が非常に整っているため,家族が足を運ぶこともほとんどありませんでした。むしろ,コロナ禍の影響もあって,面会は「一日一人,15分のみ」という厳しい条件付きで,入院中の義父にはほとんど会えない状況でした(従って,ワタシも一度も見舞いには行きません,というか行けませんでした)。そのため,家族ができることはほとんどなく,気づけばあっという間に退院の日を迎えていた,という印象です。

ところが,ワタシがより強く不安を覚えたのは,むしろ退院後の生活についてでした。一人暮らしの義父は,日々の食事作りや洗濯,掃除といった家事も自力でこなす元気な方で,普段の生活には全く問題がありません。ただし,退院直後の健康状態のチェックや週一回の通院など,一人で対応するのが難しいことがいくつか生じることになりました。

わが家の場合は,実の娘である妻が付き沿えば済むことではありましたが,もしもお子さんなどのご家族が遠方に住んでおり,近所に頼れる人がいない場合などは,一体どうしたらよいのでしょうか。

そんなとき,ワタシが行政書士としてご提案したいのが「みまもり契約」です。

みまもり契約とは,高齢の親御さんがお一人で暮らし,そのお子さまなどのご家族が遠方にお住まいの場合など頼れる方が近くにない場合に,近隣に住む行政書士が定期的な電話や訪問を通じて安否確認や健康状態のチェックを行い,ご家族に報告するというものです。必要があれば,通院の付き添い等も可能です。ただし,介護や家事の支援は行えません(資格もないのでそもそも行えません)。あくまでも,本人やご家族の委任を受けた範囲内で,財産管理や身上監護(本人の生活・療養・介護等に関する事務)を中心とした支援を行うのが主な役割になります。行政書士がご家族に代わって親御さんを見守り,その様子を丁寧にご報告することで,ご本人の安心はもちろん,遠方にお住まいのご家族にとっても大きな安心につながります。

もし,このようなサービスにご興味をお持ちでしたら,どうぞお気軽にお問い合わせください。ワタシが直接お手伝いできない遠方の方からの,ご相談やご質問も歓迎です。皆さまが安心して暮らしていけるよう,ワタシも全力でお手伝いさせていただきます。

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