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連休中のお仕事

今年はカレンダーの並びがあまり良くなく,サラリーマンの方々からは「連休がとりづらい」という声をよく耳にします。しかし,やはり普段と比べると朝夕の交通量は少なく,「多少は皆さん休んでいるのかな?」と感じるここ数日です。お客さまのご要望があれば「24時間365日闘います」がモットーのワタシですが,昨日(4月30日)は車の名義変更手続きで,宮城運輸支局へ行ってきました。

自動車の登録名義変更などの手続きは,行政書士の定番業務であり,私も時々対応していますが,今回は「車を相互に交換する」という,やや珍しい手続きを行いました。

「交換」とは,Aさんが所有する車をBさん名義に,Bさんが所有する車をAさん名義にそれぞれ変更する手続きです。手続き自体は特に難しい点や問題はありませんが,実際にこのようなケースはあまり多くないのではないかと思います。さらに今回は,Aさんが仙台市,Bさんが仙台市外の市町村にお住まいのため,Aさんの車はBさんに譲渡されることで仙台ナンバーから宮城ナンバーに,Bさんの車は宮城ナンバーから仙台ナンバーに変更となりました。そのため,双方の所有者に複数の書類を用意していただき,また,ナンバーを取り外し,新しいナンバーに交換する必要があるため,同時に手続きを完了させるためには,両方の車両を宮城運輸支局に持ち込んでもらう必要があり,なかなか手間のかかる手続きとなりました。

折しも昨日は4月の最終日で,運輸支局の窓口は大変混雑しており,かなり時間がかかりましたが,大きな混乱もなく,無事に手続きを終えることができました。こういった手続きの概要は,国土交通省のホームページや多くの方が発信している情報で把握できますが,それでも実際の現場では「ここはどうやるのだろう?」と疑問に思うことや分からない点が多くあります。今回,実務を一通り経験したことで,そうした疑問点も解消でき,非常に実りある業務となりました。

インターネットが普及した現代でも,ネット上の情報だけですべての業務を把握することはできません。現場の仕事を数多く経験し,経験値を高め,実務に活かしてゆきたいと強く感じました。やっぱり現場の仕事は楽しいですね。

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