4月19日，塩竈市のマリンゲート塩釜にて開催された令和7年度日本海事代理士会東北支部総会に出席しました。

ワタシは，昨年，行政書士に加えて海事代理士としても国土交通省に登録を行い，日本海事代理士会に入会しました。ただ，初年度は行政書士としての研修や試験――特定行政書士の法定研修，申請取次行政書士の研修，さらにはコスモス成年後見サポートセンターの研修など――が立て続けにあり，海事代理士としての業務に割ける時間がほとんどありませんでした。そのため，昨年度の総会に参加した以降は，海事業務についてはほぼ「手つかず」のままとなってしまっていました。

しかし，せっかく取得した資格です。今年こそ再スタートを切る決意をもって，あらためて総会に出席してきました。昨年作成したものの，ほとんど配る機会のなかった「あいはら海事事務所」の名刺を携え，「今年は本格的に業務に取り組みますので，ご指導のほどよろしくお願いいたします」とご挨拶させていただいたところ，先輩方からも温かい励ましのお言葉をいただき，大変心強く感じました。

海事代理士というのは，読んで字のごとく仕事の範囲が「海事」に限られる資格なのですが，その代わり，海事に関しては幅の広い仕事が取り扱え，「海の行政書士」とよく言われる資格です。加えて，船舶の登記や船員の就業規則や労務に関わる仕事も取り扱えるという意味で「海の司法書士」「海の社会保険労務士」とも言える資格です。せっかく取得した資格ですので，今年は行政書士の「陸の仕事」に加え，積極的に「海の世界」にも漕ぎ出して参りたいと思っています。