海事代理士とは?
ワタシは「海事代理士」という資格を持っています。
海事代理士とは,他人の委託により,国土交通省や都道府県等の行政機関に対して,船舶安全法,海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律,船員法,船舶職員及び小型船舶操縦者法などの海事関係諸法令の規定に基づく申請,届出,登記その他の手続きをし,又はこれらの手続きに関する書類の作成を業とする者をいい,いわゆる「8士業(弁護士,公認会計士,弁理士,税理士,司法書士,行政書士,土地家屋調査士,社会保険労務士,海事代理士)」の一つと言われ,「8士業」の中でもっとも登録者が少ない資格です(ワタシの居住する宮城県では日本海事代理士会への登録者は7名しかおりません)。
海事代理士になるには,海事代理士試験に合格し,海事代理士として登録することが必要です。
ワタシは,東北電力で,長年,火力発電所で使用する石油,石炭,LNGを購入する仕事をしていましたが,これらの燃料は外国から船で発電所まで運んでいるので,港や船舶の知識が必要不可欠です。このため,海事代理士の資格を取りやすいと考えました。また,行政書士試験の受験勉強をしており,行政書士試験で勉強した憲法,民法,商法が海事代理士試験の科目とも被るので,多少シナジーもあるのではないかと考え,受験を決めました。受験を決めたのは,令和4年の4月頃。行政書士試験挑戦2年目の慌ただしい時期でした。

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