元サラ行政書士の強みとは何か?(後編)
(前編より続く)
其の弐 業務を計画的にマネジメントできること
強みの二つ目は,先の長い膨大な仕事と小分けにし,整理して,マネジメントできることです。サラリーマン時代は様々な仕事を経験しましたが,新規事業について検討し,ゼロから事業を進めてゆくというプロジェクトを何度も経験しました。全く何もない,ゼロの状態から,あるべき姿を描き,現在の市場環境,目標に至るまでの所要期間,投入する経営資源,必要な人材等について細かく検討し,必要な工程を積み上げ,状況に応じてPDCAを繰り返し,プロジェクトを実現してゆく能力は,自身の行政書士試験,海事代理士試験受験の際も大いに発揮されました。これをわかりやすく書面に記し,お客さまに説明し,納得し,信頼していただけるスキルにはかなり強みがあると考えています。
其の参 質の高い正確な書類を迅速に作成することができること
サラリーマンの仕事というのはイコール「紙(=書類)を作る仕事」とも言えます。
報告書,会議の議事録,契約書の作成などはサラリーマンの技術としては必要不可欠なものですが,これらの作業を億劫と考える方は思った以上に多いものです。
ワタシは,東北電力でのサラリーマン時代に売買契約書の作成などを多数経験したことに加え,霞ヶ関の中央官庁に出向した際にも,膨大な資料,書類作成を行った経験などを踏まえ,短時間に,質の高い書類を作成する能力が養われてきたと考えています。この能力を駆使し,難解な言葉を自分の言葉に置き換え,わかりやすい資料を作成し,お客さまに理解していただくお手伝いができると考えています。
この記事で,自分の「元サラリーマン時代」の強みについて,棚卸しをしましたが,自分なりにこれまでに培った,様々な能力を駆使し,お客さまの事情に応じた最適な解決策を提案することができることに気がつきました。少しだけ安心し、強みを活かして「頑張ってゆこう」という勇気がわいてきました。
あいはら行政書士事務所では「元サラ行政書士」ならではの強みを活かし,お客さまのご事情を踏まえたきめの細かい対応とサービスを心がけて参ります。
