「イヤだイヤだ」と逃げ回ってきた確定申告が終わりました。

これまでも医療費控除やふるさと納税などの手続きに確定申告は行ってきましたが，ずっと「妻任せ」でした。

昨年は6月30日に長年お世話になった東北電力株式会社を退職，平行して1月より開業準備を始め，60歳の誕生日である7月29日に税務署に開業届を提出し，行政書士になりました。そういう意味では個人事業主として初めての申告ですし，年の半分をサラリーマンとして過ごした給料，退職金なども合わせて申告するというこれまでとは違う，難易度の高い申告であり，そういう意味で心理的ハードルが高く，どうしても後回しになっていました。まあ，子供の頃，お盆を過ぎないと夏休みの宿題に着手せず，親に叱られていた子供時代から少しも成長していないことが露呈してしまいました。

ワタシは，税制上有利な青色申告で行うことをはじめから決めていたので，会計処理は，「弥生」という経理ソフトにすべてお任せです（鈍感な話ですが，この会計ソフトの名前が何で「弥生」というのか，今日この日まで気がつきませんでした）。大学時代，少しだけ簿記を勉強していたので，仕分けなど最低限の知識はありますが，この会計ソフトなしでは経理はできなかったと思います。弥生ちゃんには本当に助けられました。感謝感謝です。

確定申告の期限は来週月曜日の3月17日。期限がどんどん迫り，ようやく重い腰を上げました。領収書類は，定期的に少しずつ入力していたので，概ねの整理はできていました。サラリーマン時代の源泉徴収票，退職金の源泉徴収票のデータを入れ，所得控除となる社会保険料，生命保険，地震保険料などのデータを入力し無事完成。はじめは退職金の所得控除の金額を間違え，所得税の追加額に慌てるなどのアクシデントはありましたが，何とかデータを入力し，e-taxを使い，電子申請を完了しました。

やってみれば，意外と簡単で，今年は，データをすこしずつ入力し，来年の申告は慌てないで，余裕を持って行いたいと思いました。でも，とりあえず肩の荷が下りました。一安心です。