毎日，過去問を回し，記述試験対策の丸暗記をひたすら繰り返しているうちに，11月に入りました。本試験まではあと2週間。時間がたつのは本当に早いものです。

まさに超直前，ここからは心と体のコンディショニングを最優先に生活することを心がけました。

第一に考えたのは，「絶対に風邪をひかないこと」。ワタシが合格した令和4年は沈静化しつつあるとはいえ，コロナ禍で国内が混乱していた時期。万一発熱したら，試験が受けられなくなります。風邪をひいたら，一年間の努力が水の泡になってしまいます。日々，規則正しい生活を繰り返し，普段ならあまり好きではない、「うがい・手洗い」を励行し、暴飲暴食を避け体調維持を心がけました。

また，人との接触によるコロナの感染を避けるため，2週間前からは，極力外出を避け，家に引きこもることにしました。また，会社での感染を避けるため，会社には事情を話し11月1日から本試験までの約2週間，休暇を取りました。さらに、ワタシが引きこもっても同居する妻が，外出していては意味がありませんので，妻にも協力してもらい，会社を休んでもらいました。結果として、明るい時間で外出するのは運動を兼ねた犬の散歩だけ，買い物は，マスクを着用して、人が少ない，夜遅い，閉店間際のスーパーだけという生活が始まりました。約2週間という休暇は感染防止にも役立ちましたが，もちろん学習時間を大幅に増やすことにもつながり，二つの意味で非常に有効な対策となりました。ただ，行政書士試験には何の関係もない妻にとっては「会社を2週間休み、外出しない」という行動は大変に迷惑だったと思います。ワタシの意向を尊重して協力してくれた妻には本当に感謝しています。