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記述対策 其の弐:市販の問題集も丸暗記せよ!

記述式問題集の暗記が予想以上の速度で順調に進んだので,引き出しを増やすことにしました。行政書士試験の記述式試験対策の問題集は資格予備校が出しているものをはじめ,多くの会社から市販されています。これを2冊購入し,インプットする問題量を増やすことにしました。

書籍については,TACやLECなど実績のある資格予備校など,ネットでも取り上げられ,大きな書店で平積みされているものを選べばなんでもいいと思いますが,私は,書店でパラパラとめくった結果,はじめはTAC,次いで「合格革命」シリーズのものを購入し,ギシギシと頭に詰め込んでゆきました。

それぞれの問題集には,元々暗記した問題集と同じ問題や類似問題も当然散見するので,それらは暗記の対象から除外し,結果として本試験まであと一ヶ月となった10月半ばには,3冊合計で約100問程度を丸暗記し,口頭で答えられるようになりました。

当然のことですが「覚えた!」と言って喜んでいては,覚える端からどんどん忘れて行きますので,日々繰り返しアウトプットし,記憶を定着させ本試験まで維持する必要があります。そこで,ワタシは,直前の2ヶ月前からこの対策に着手する(あまり早く始めても本試験までそれを維持することが難しいので)こととし,それまでの期間は,選択式試験,特に行政法,民法の実力養成に全力を尽すことにしました。だからそれまでの期間,模試で記述式試験の成績が思わしくなくても,全く気になりませんでした。

また,行政法,民法の実力養成をはかり,知識を充実させたことにより,法令に関する断片的な知識が頭の中で,有機的につながり,応用がきくようになり,自然と記述式試験の問題についても,必要なキーワードが頭の中から涌いてきて,未知の問題にも対応できるようになっていました。 行政法や民法の基礎知識が充実した状態で,丸暗記したためか,こちらが予想した以上に,乾いたスポンジに水がしみこむがごとく,答が頭の中に入ってきました。うれしい誤算でした。また,「歳をとると,物覚えが悪くなる」とよく言われますが,そのようなことは全くなく,頭の中にバッチリと吸い込まれて行きました(言うまでもなく,今となってはすっかり忘れてしまいました)。ただ,若い頃と比較して,集中力は大分落ちたように思います。そのため,暗記に割ける時間は休憩を挟んで2~3時間くらいが限界になっていました。脳もやっぱり歳をとるのだと少し残念な気持ちになりました。

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