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一般知識,どういう対策してるんですか?

前述の通り,模試8連戦の間,試験終了後,試験会場で,試験中の記憶が鮮やかなうちに、自己採点とわからない問題の復習を行っていました。どこの試験会場も,模試終了後30分くらいは座って学習することができたし,「帰れ」と言われたときは,近くの喫茶店などに移って復習していました。東京で伊藤塾の2回目の模試を受験したときも,試験会場だった水道橋の日本大学で復習をしていました。会場の係員に「そろそろお帰りください」と言われたとき会場に残っていたのは3人。ワタシと50歳くらいのおじさん,あとは20代後半くらいの女性でした。エレベーターの中で,その日の試験の出来などを話していたら,ちょっと「情報交換」という話になり,喫茶店に入りました。そこで当日の試験の寸評をあれこれ話している時,一般知識の話になり,つい「過去問だったら40点以上は取れるので大丈夫だと思っている」と口を滑らせてしまいました。

そうしたら,女性の表情が一変し,ワタシに「一般知識,どういう対策しているんですか?」「お願いですから教えてください。ワタシ,今日も24点(=足切り点ギリギリ)。いつもギリギリで,このままだと危ないです」と言ったのです。本当に真剣な表情でした。「教えられるものなら教えてあげたい」けれど,まさか「クイズ屋だからああいうのは勉強しなくても大体できる」なんて言えません。下手すれば「アンタ,ふざけてるの?」と怒られてしまいます。とはいえ、何も答えないわけにはいきません。そこで,①ワタシは,昔からいわゆる雑学が好きでこういう問題はもともと得意。このような知識と,行政書士試験の一般知識は融和性が高い。②ワタシは60歳近くまでサラリーマンをやってきたけれど,行政書士試験には過去の世界・日本経済のトピックを問うような出題が多い。このような問題は,そのトピックに対し当事者として接した、長く生きてきた人間が圧倒的に有利。③ありきたりの話になるけれど,比較的点の取りやすい文章理解の問題演習を徹底し,絶対に満点(3問12点)をとるとか④対策が打てる個人情報保護法とかIT関係の学習を徹底することで,「最低点を死守するしかないのでは」と回答した。でも、こちらの回答に相手は,「ワタシが聞きたいのはそんなことじゃないのよ」と思ったかもしれません。あの女性「合格しただろうか?」と今でも少し気になります。

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