模試を2回受験して、試験会場の緊張感の中、集中して問題を解くことは、本試験の予行演習という意味だけでなく、効果的な問題演習としても有効だということがわかりました。試験中｢ああ、どっちだろ？｣と悶々と悩んだ問題は、試験終了後、すぐに答え合わせをすることで、アタマの中で強く印象づけられ、記憶に残るようになりました。一般に模擬試験は｢本番のシミュレーション｣なので一度か二度受験すれば十分と言われており、何度も受験するのは「直前期の勉強時間を減らすことになるのでやめた方が良い」とも言われています。ですが、ワタシの場合、｢部屋で漫然と問題を演習するよりも遙かに学習効果が高い｣と感じたため、今後もいくつか模試を受験しようと思いました。そこで、主要資格予備校の模試スケジュールを調べると、LEC４回、TAC２回、伊藤塾２回の模試スケジュールは日程がかぶることなく、７週連続で８つの試験を受験することができる（７週目にTAC の２回目の模試とLECの｢直前ヤマ当て模試｣がかぶりますが、土日連続で受験すれば、どちらの模試も受験可能となる）ことがわかりました。

そういうことなら、ここから本試験の１ヶ月前の10月中旬まで、受験前の総仕上げとして、毎週模試を受験してはどうかと考えました。具体的には下表のスケジュールで毎週模試を受験することに決めました。友人に話すと「なんだか、それって甲子園常連校の練習試合のスケジュールみたいですね｣と言われました。言い得て妙ですが、漫然と机で問題演習するよりは絶対に得るものが大きいと考え、挑戦することにしました。そして、この戦いは本当に実力養成に寄与したと思います。7月までに、一応の受験勉強を完成させるというプランがここに来て、効いてきました。阪神タイガースばりの｢死のロード｣に挑戦です。

2022年秋の模擬試験受験スケジュール