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年間1,200時間学習せよ!

次に,次年度合格するための大まかな計画を立てました。科目毎に課題は,はっきりとしているので,それを「いつまでに」「どのくらいの時間をかけて」「どの程度」行うのかを決めておかねばなりません。

まずは学習時間です。行政書士試験の学習を始めてから,本試験までの学習時間は,民法が理解できず,嫌気がさし,2ヶ月間,学習をサボタージュしたこともあり,おそらく500~600時間くらいだったと思います。基本的に学習時間が全く足りていなかったのです。まずは絶対的に学習時間を増やそうと考えました。具体的には

 (1)平日夜の学習時間

 (2)金曜日(仙台への移動日)の学習時間

 (3)休日の学習時間

 (4)スキマ時間の活用

という観点から学習時間を積み上げてみました。まず(1)平日ですが,単身赴任で自由な時間を確保できる月曜日から木曜日の4日間で一日4時間の学習時間を確保することにしました。これを1年分積み上げると832時間になります。

次に(2)金曜日は毎週待ち焦がれている仙台へ帰る日です。この日,帰りに新幹線の中で好きなビデオを見ながら飲む「一週間のご褒美ビール」は絶対に譲ることはできません。そこで朝1時間早起きして学習することと,帰りの新幹線で「ご褒美ビール」の前に1時間学習することとし,2時間の学習時間を確保しました。これが1年間で104時間になります。

(3)休日については,1日に8時間勉強しようと思いましたが,やはり週に一日は完全休養日が欲しいのと,学習計画が狂った場合の調整日を設定する必要があるので,学習時間は週末のうち1日分8時間だけを計上しました。この場合1年間の学習時間は416時間になります。

次に(4)スキマ時間の活用です。仕事をしていても往復の通勤時間や昼休みなど,いわゆる「隙間時間」を削り出すことで一日1時間程度の学習時間は確保できます。これで年間208時間を確保できます。

(1)~(4)を合計すると学習時間は1560時間となります。1年間,この計画通り学習することは難しいでしょうが,仮に達成率を7割とした場合,学習時間は約1,100時間,8割なら約1,250時間になります。そこで,上記の考え方をベースに年間で1,200時間くらいは学習時間の確保が可能だと思いました。実際には,追い込み期間になると学習時間を増やしたのでトータルで1,500時間くらいは学習しましたが,当初計画を立案するときに多少尤度を持っていたことで,無理することなく学習時間を確保することができました。結果的に学習量を十分に確保したことで,2年目は「計画倒れ」にならず,焦ることなく,考えていた対策や学習を十分に行うことができ,これが合格につながりました。「計画は無理なく,ただし具体的に」だと思いました。

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