各科目を1度学習したところで，いわゆる「インプット学習」の段階は終了。まだまだインプットが不十分であることは承知していましたが，時間がありません。見切り発車です。

次はインプットした知識を外に出す，いわゆる｢アウトプット学習｣のフェーズに入ります。そして，ここからは過去問をひたすら｢回して｣ゆきます。

過去問を｢回す｣とは過去の出題した問題をひたすら繰り返すことをいいます。

私の場合もフォーサイトから提供された｢過去問題集｣を何度も何度も繰り返しました。

一次試験用の過去問題集は行政書士の参考書を扱う各社から出版されており，どれを使ってもほぼ中身は同じ（「過去問」ですからあたりまえですね）。大切なのは答に付された解説の部分で，ここの部分が充実していて一読して｢腑に落ちる｣モノを選べば良いと思います。フォーサイトの問題集は，市販されている問題集に比べて問題が少ないような感じもしましたが，テキストに準拠しており，問題や解説がわからないときに，教科書と対比するのが容易なことと，問題が厳選されていることが良かったです(問題の解説がテキストのどこに書かれているかがきちんと書かれているので復習が容易でした)。7月から9月までとにかく何度も過去問を｢回し｣ました。問題集には結果を記載し，｢ああなるほど｣と思った知識やコメントは別なノートに書き留めて，これは時間があるときに眺めて頭に入れて行きました。とにかく過去問を｢回し｣て2ヶ月。

そんなこんなで，悪戦苦闘しているうちに，秋風が吹いてきました。試験まで2ヶ月を切り，9月に入りました。まだまだやることはたくさんあります。