前回ちょっと脱線し，特定行政書士の話をしましたが，話を行政書士試験に戻します。

行政書士試験に挑戦する方法としては，市販の基本書や問題集を購入し独学する方法と，資格予備校の受験対策講座を受講する方法があります。前者は，かかるお金が、書籍代だけですから、経済的であるというメリットはありますが，初めて学ぶ法律を独学で理解するのはおそらく大変で，時間もかかるというデメリットもあります。一方，予備校に行き勉強するのはお金はかかりますが，専任の講師が難しい法律をわかりやすく丁寧に説明してくれるので理解がしやすく，効率的に学べるというメリットもあります。また，以前，このような資格試験の講座というのは，首都圏に大きな校舎をいくつも構えるような大手資格予備校の専売特許でしたが，インターネットの普及で，小回りのきく配信専門の予備校も多くなり，比較的リーズナブルな価格で講義が受けられるようになりました。

ワタシも多くの予備校を口コミなどで比較検討し，「フォーサイト」という評判が良く，受講費用もリーズナブルな予備校の講義を聴くことに決め，受講申し込みをしました。費用は①基本講義，②問題演習，③直前対策と合格に必要な講義を一通りまとめたフルパックのもので12万円くらいでした。ネット経由で申し込むと，教材がすぐに届き，受験勉強を始めました。