犬アレルギー発覚 ― それでも「No Dog No Life」
2ヶ月ほど前から,不思議な症状が出るようになりました。食事をしていると,鼻水が止まらなくなるのです。
普段は特に何の症状もありません。ところが,ご飯を食べ始めると急に鼻がむずむずし,まるで蛇口をひねったように鼻水が出てくる。最初は,「風邪かな」と思いました。しかし熱もなく,体調そのものは悪くない。どうにも妙な症状でした。
一方で,ワタシは昔からアレルギー体質です。
流行には疎いくせに,アレルギーだけは流行最先端という,なんとも困った体質で,猫の毛,ハウスダスト,イネ科の草など,昔からいろいろなものに反応してきました。
幸いにも,多くの人を悩ませるスギ花粉とは無縁でしたが,10年ほど前からは,大好きな生のエビやカニでも症状が出るようになりました。エビ,カニアレルギーの最初の反応は。韓国料理店でケジャンを食べた時に発症しました。「ウマイ,ウマイ」と喜んで食べていたら,突然,顔がパンパンに腫れて,救急車の人となってしまったのです。
もっとも,こういう体質ですと,アレルゲンを,いちいち気にしていたら生活になりません。生のエビとカニだけは避けるようにして,あとは「まあ,仕方ないか」と適当に付き合ってきました。症状が出れば薬を飲み,出なければ忘れて暮らす。そんな感じです。
ですから,今回の鼻水も,「また何かに反応しているのだろう。そのうち収まるさ」と軽く考えていました。
ところが,これがなかなか収まりません。
むしろ,目のかゆみまで出てきて,本格的な花粉症のような症状になってきたのです。さすがにこれはまずいと思い,病院で診察を受けることにしました。
問診を受け,薬を処方され,ついでにアレルギー検査も受けることになりました。
数日後,検査結果を聞きに行ったワタシは,思わず固まりました。
予想どおり,ハウスダスト,猫の皮膚,イネ科の草,エビ,カニなどには反応がありました。しかし,それは,どうでも良いことでした。
困ったのは,「犬の皮膚」に強いアレルギー反応が出たということなのです。
しかも,数値的には,これが最大の原因らしい。
いやいや,ちょっと待ってほしい。ワタシは,自他ともに認める「No Dog No Life」の人間で,犬のいない生活など,あり得ないのです。まして,7年以上一緒に暮らしてきた愛犬を,「アレルゲンだから」という理由で手放すなど,ワタシには絶対に無理です。
医師からも,「アレルギーだから,犬を手放すわけにも行かないでしょうから,ワンちゃんとは,多少距離をとって,上手く付き合ってゆくしかありませんね」と言われました。
フクザツな気持ちで帰宅すると,愛犬は,いつものように尻尾を振って迎えに来てくれます。ワタシとしては,これまで通り犬と付き合って行くこと強く心に決めました。
不思議なのは,なぜか食事中に症状が強く出ることです。医学的な理由はよく分かりませんが,少なくとも現時点では,それ以外の日常生活に大きな支障はありません。薬を飲めば,ある程度は抑えられます。
結局のところ,これからは,自分のアレルギー反応と相談しながら,これからも愛犬と仲良く付き合って行きたいと思います。
なんとも面倒な体になったものです。
ですが,やはりワタシは犬が大好きです。
多少の鼻水くらいで,長年連れ添った家族と別れるなど,あり得ません。
むしろ,「犬と暮らすための必要経費」だと思えば,この程度の不自由は安いものです。
行政書士の仕事では,「リスクを理解した上で,どう折り合いをつけるか」を考える場面がよくあります。ゼロリスクを求めるだけでは,現実の生活は成り立ちません。
どうやらワタシ自身も,人生最大級の“重要事項説明”を受けたようですが,今回ばかりは,十分説明を受けた上で,迷わず契約続行です。
No Dog No Life!

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