今シーズンの「バカ息子」の闘いに思うこと
ワタシは,地元のサッカーチーム「ベガルタ仙台」を深く愛し,応援しています。ベガルタ仙台に対する思いは,これまでも何度か綴ってきましたが,ブラジルには「ひいきのサッカーチームを持つことは“バカ息子”を持つようなものだ(Ter um time de futebol é como ter um filho burro)」という言葉があるそうです。
そのココロは,「どんなにバカでも息子だから見捨てることができない。しかし,時として,言葉にならないほどの喜びをもたらす存在である」ということ。ワタシにとってのベガルタ仙台は,まさに愛する「バカ息子」なのです。
振り返れば,今年の「バカ息子」も,この言葉を象徴するようなシーズンでした。「もう少しで首位だ」というタイミングで絶対に落とせない相手に負け,「ここは絶対に勝たなければ」という試合を落とし,終盤は下位に沈むチームにどうしても勝ちきれず…。最後の最後でJ1プレーオフ進出の権利を逃した時には,絶望のどん底へと落ち,しばらく立ち上がることができませんでした。
とはいえ,ネガティブなことばかりではありません。第34節のホーム鳥栖戦では,2点のビハインドに加えて一名退場という「圧倒的不利」から,3点を奪う大逆転劇を見せてくれました。あの瞬間のスタジアムの揺れと歓声は,今でも胸が熱くなるほどです。
冷静に見ると,攻撃力のある上位チームとは互角に渡り合うのに,下位チームと引き分けたり,終盤に“もらい事故”のような失点で星を落とす——そんな歯がゆいシーズンでした。それでも,最後の最後まで「J1昇格プレーオフ圏内」に踏みとどまっていたのは,それなりの戦力は整っている証でもあると思います。最終戦で圏外に脱落したのは,「決定力不足」という来季への大きな課題を示してくれた,「サッカーの神様」からの大切な「教え」なのかもしれません。
さて,これから数ヶ月は,どのチームも監督交代や移籍情報でサポーターの心が落ち着かない時期です。ベガルタ仙台は森山監督の留任が決まり,新しいチーム作りが始まります。来季こそ,ワタシたちをワクワクさせる闘いを見せ,久しぶりのJ1復帰を果たしてほしいと願っています。
先日,クラブから「2026年シーズンチケット購入のお願い」が届きました。Jリーグは2026年から春開幕制から秋開幕制へ移行するため,来季は0.5シーズン+秋から新シーズンという変則的な年になります。そのため,年間チケット代も例年の約7万円から10万円へ。二人分だと20万円。ワタシの財布にはなかなかのダメージですが,それでも迷わずバカ息子に小遣いを渡すことにしました。
来年のシーズンを思い描きながら,またひとつワクワクが膨らんでいます。来季こそ,バカ息子がワタシに大きな喜びをもたらしてくれることを信じています。
ガンバレ,ベガルタ仙台。ガンバレ,バカ息子!

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