最新情報NEWS

一生を支える行政書士の仕事――おひとり様支援で感じた「信頼」と「責任」

昨日、ワタシがお手伝いしている「おひとり様」の方に、久しぶりに面会してきました。この3か月ほど、病院では季節外れのインフルエンザやコロナが流行し、面会が禁止されていたので、久しぶりの面会でした。久しぶりでしたので,今回は、お医者さまに怒られない程度にお菓子を少しお土産に面会に行きました。

この方と出会ったのは、ちょうど昨年の今頃でした。長期入院中にご主人を亡くされ、お身内も少ない中で、ある方を介して,ワタシにご相談をいただいたのがきっかけでした。

もともとまったく面識のない相手に生活のことを任せる――その不安はいかばかりだったかと思います。

それでも、「生前事務委任契約」を公正証書で結び、ワタシが生活上の手続きやお金の管理をお手伝いすることになりました。この契約は、将来もし認知症になられた場合は任意後見契約に移行し、さらにお亡くなりの際には葬儀や財産の整理、行政手続きまで担う内容です。つまり、まさに“一生のお付き合い”です。行政書士としても、人としても、身の引き締まる思いがしました。

契約後、最初に行ったのはお住まいのアパートの整理でした。ご主人が急逝された後も生活の痕跡がそのまま残っており、家財を整理しながら、お二人が過ごした日々を思い浮かべました。片付けをしながら、なんとも切ない,胸が詰まる思いをしたことを、今も覚えています。

次に行ったのは、ご主人の埋葬です。ご本人の希望を伺い、とあるお寺の永代供養塔に納骨しました。ご親族にも連絡し、儀式と会食を無事終えたとき、皆さんから

相原さんを信頼していますので、○○さんをよろしくお願いします

と声をかけていただきました。あの言葉は、今でも励みになっています。

この方に関わる今年一年の仕事の中で、最も大きい仕事がご主人の遺産相続でした。法定相続人は複数名おられましたが、皆さんが「奥様が全て相続されるのが当然」とおっしゃってくださり、円満に話がまとまりました。遠方のご相続人も多く、書類の取り寄せや署名・押印のやり取りには時間がかかりましたが、最終的にすべて整い、銀行に書類を提出して入金が確認できたときには、心から安堵しました。「本当に一つの大きな仕事を終えた」と実感した瞬間でした。

この仕事は、基本的に、毎月病院を訪ね、お金の受け渡しや必要な手続きを行いながら、面談するのが基本です。はじめは、非常にぎこちない感じでしたが、最近は大分打ち解けて下さり,面談するのが楽しくなってきました。毎月,お元気そうな笑顔を見られるたびに、こちらも温かい気持ちになります。

おひとり様の生活を支える仕事は、簡単ではありません。けれども、「この人がいてくれてよかった」と思ってもらえることほど、嬉しいことはありません。行政書士として「おひとり様の生活をお手伝いする仕事」は、やりがいに満ちた、素晴らしい仕事だと,胸を張っていうことができます。

初めてお目にかかってから,あっという間の一年でしたが、本当の多くの課題に取り組んだ一年でした。これからも、誇りを持って,「委任者ファースト」を心がけ,お手伝いをしてゆこうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP