最新情報NEWS

挑戦する背中に学ぶ,士業という生き方

■ 友人から届いた,うれしい合格報告

先日,仕事でよく顔を合わせる行政書士の友人から,「海事代理士試験に合格した」という,うれしい報告を受けました。ワタシの名刺に記された「海事代理士」という資格に興味を持ち,受験を志し,見事に合格されたとのことでした。自分がきっかけの一つになったと思うと,素直にうれしく思いました。

■ 海事代理士試験は,決して容易な試験ではない

海事代理士試験は,比較的合格率が高く,過去に出題された問題が繰り返し出題されることも多いため,一見すると「対策しやすい試験」と思われがちです。しかし実際には,受験者の多くが行政書士や司法書士などの士業資格を持つ方々であり,出題される法令科目は二十法令にも及びます。船舶法や船舶安全法のように,文語体で書かれた読みにくい法律もあり,決して楽な試験ではありません。さらに,志願者数が六百人弱と非常に少なく,情報も限られているため,「どのように勉強するか」という点で受験生が苦労しやすい試験でもあります。

■ 忙しい実務の中で挑んだ努力に,心から敬意を

ワタシの場合は,開業準備のための休職期間中に,ある程度まとまった勉強時間を確保することができました。しかし友人は,日々行政書士として忙しく業務をこなしながら試験に挑まれました。その努力には,ただただ頭が下がる思いです。

■ 士業の世界に共通する,「自己を高め続ける姿勢」

日頃,行政書士の方々と接していると,この友人に限らず,自分を高めることに非常に積極的で熱心な方が多いと感じます。行政書士の中には,司法書士,社会保険労務士,中小企業診断士,宅建士,ファイナンシャルプランナーなど,いわゆるダブルライセンスをお持ちの方が少なくありません。また,行政書士業務を行いながら,さらなる資格取得を目指して日々努力されている方も数多くおられます。

■ 生存競争の中で磨かれる,仕事への向き合い方

思うに,サラリーマンにも厳しい出世競争はありますが,多くの場合,直ちに職を失うような生存の危機に直面することは少ないのに対し,行政書士をはじめとする士業は個人事業主であり,そこにあるのは,文字どおりの生存競争です。そのため,ワタシのようなアラ還行政書士とは違い,30代,40代といった,これから長く行政書士として働いていかなければならない若い人たちにとっては,「生きることの真剣味」の違いが,より強く意識されるのだと思います。そして,その感覚が,「常に自己を磨く」という姿勢として表れているのでしょう。このような世界に身を置くことは,ワタシにとって大きな刺激になっています。

■ アラ還行政書士として,歩んできた道と現在地

ワタシ自身は,自身の年齢を踏まえ,今後の人生の設計図を描き,現時点で新たな国家資格を取得しようという考えはありませんが,行政書士内部の資格である「特定行政書士」資格を取得し,外国人のビザ申請を取り次ぐ「申請取次行政書士」や,自動車のナンバー取付時に封印を施すことのできる「丁種会員」の資格も取得してきました。業務内容についても,当初の相続や終活業務から,任意後見業務,契約書作成,農地転用,建設業許可申請へと,少しずつフィールドを広げてきました。

■ 挑戦を続けることで,皆様のお役に立ちたい

アラ還行政書士として,新しいことに次々と挑戦するのは,正直なところ楽なことではありません。それでも,新しいことに挑む楽しさと充実感は,その大変さを上回るものがあります。ワタシは今年を「上昇の年」と位置づけています。これからも多くのことに挑戦し,自身の存在価値を高めながら,行政書士として皆様のお役に立っていきたいと考えています。

現状維持は後退を意味する」とはよく言われることですが,人生は常に挑戦の連続なのだと思います。友人の快挙に触れ,改めてそんな思いを強くしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP