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町内会とワタシ ― 静かなつながりがくれるもの

先日の日曜日。町内会で年に一度の道路清掃が行われました。
朝7時に集合し,道に残る落ち葉を集めて,みんなで掃き清めます。肌寒い空気の中,ほうきを動かす音だけが静かに響き,なんとも心地よい時間でした。

サラリーマン時代,ワタシは町内会活動には,関心がないというかほとんど無縁でした。社宅や寮に住んでいた頃は,なんとなく「職場の同僚とそのご家族」的関係がありましたが,家を建て,現在の地に移り住んでからは,地域そのものとの関わりは希薄で,町内会の集まりも妻に任せっきり。両隣の家の方のお顔をなんとか覚えている程度だったと思います。

今の住まいに転居してから,もう20年以上になります。ここは古くからの住民が多く,こじんまりとした落ち着いた町内会です。アパートが少なく,戸建てが中心なので町内会への加入率も高く,皆さん顔なじみで仲が良い。年に一度の清掃に加えて,年に二度ほど集会場で懇親会も開かれます。

「年に一度の清掃で意味があるの?」と思う方もいるかもしれません。正直,落ち葉対策としての効果は限定的かもしれません。でも町内会長のお話によれば,“顔を合わせること”に大きな価値があるのだそうです。実際,昨日も多くの方が集まり,作業をしながら談笑し,自然に親睦が深まりました。たとえ,「年に一度」でも,確かに意義のある清掃なのだと思います。

ワタシは会社を退職し,自宅で仕事をするようになってから,平日の昼間に近所の方と顔を合わせる機会が増えました(遠慮がちに,「いつもお宅にいらっしゃるようですけど」と聞かれたこともあります)。サラリーマン時代と比べ,時間にも少し余裕があるため,町内の懇親会などにも気軽に参加するようになり,会社とはまた違う,利害関係や上下関係のない,やわらかな人間関係が広がっています。

行政書士としてのワタシは,「地域密着」をモットーにしています。もっとも,この場合の「地域」とは町内にとどまらず,もう少し広い範囲を指しますから,まだ町内の方から直接お仕事をいただいたことはありません。でも,こうして日々の生活の中で地域の一員となることは,とても大きな財産だと感じています。

「街の便利な法律家」として,静かに,しかし着実に信用を積み重ねていくこと。
これはワタシが目指している姿です。

地域の活動を通じて,今日もまた小さな一歩を踏み出せた気がします。これからも,そんな一歩を大切にしていきたいと思います。

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