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ワタシは,あと何回,桜を見られるのだろうか

仙台にも桜満開の便りが届き,ワタシは妻と二人で,仙台市内の桜の名所である西公園へ花見に出かけてきました。

ワタシは桜の花が大好きで,毎年この季節を心待ちにしています。長く厳しい冬がようやく終わり,柔らかな日差しが差し込む中で眺める桜の風景には,何とも言えない解放感があります。その空気ごと味わうように,ワタシは毎年必ずどこかの名所で桜を愛でることにしています。

桜という花は,日本人の心情に実にしっくりと寄り添う存在です。満開の華やかさもさることながら,あっという間に散っていく潔さに人生を重ねる人も多いでしょう。まさに,日本人の琴線に触れる花と言っても過言ではありません。

この日も,ワタシは妻とゆっくりと公園を歩きながら,満開の桜を堪能しました。夜になり,ぼんぼりの灯りに照らされて浮かび上がる桜は,昼間とはまた違った趣があり,何度見ても心を奪われます。静かに歩きながら眺めるそのひとときは,まさに至福の時間でした。

周囲ではにぎやかな宴会も開かれていましたが,ワタシたちは公園で飲み食いはしません。あくまで桜の風景そのものを心に刻み,その余韻を大切にしたいからです。

花見を終えた後は,予約しておいた行きつけの店へ向かいます。ここからが,ワタシにとってのもう一つの花見です。心に焼き付けた桜の情景を思い浮かべながら,マスターのつくる料理を味わい,静かに杯を重ねる。その余韻の中で過ごす時間こそが,ワタシにとっての花見の完成形なのです。今年もまた,美味しい料理とお酒とともに,満ち足りた気持ちで一日を締めくくることができました。

昔,ある作家が「あと何回,桜を見ることができるだろう」と書いていたのを思い出します。若い頃はその言葉の重みがよく分かりませんでしたが,年齢を重ねた今では,その切なさが身に染みて感じられます。あたりまえですが,桜は一年に一度しか咲きません。つまりこの問いは,「自分はあと何度,この春を迎えられるのか」ということにほかなりません。

ワタシもまだまだ元気に人生を愉しみたいと思っています。しかし,ある年齢を超えれば,いつ,どのような出来事が訪れるかは誰にも分かりません。だからこそ,一日一日を大切にし,元気に働けることに感謝しながら日々を過ごしていきたいと考えています。

そしてその限りある時間の中で,行政書士として誰かの役に立てることは,何よりの喜びです。人生の節目に寄り添い,不安を安心へと変えるお手伝いをする。その積み重ねが,ワタシ自身の人生をも豊かにしてくれるのだと思います。

今年の桜も,本当に見事でした。来年も,その先も,できる限りこの景色を見続けたい。そんな願いを胸に,ワタシはまた次の春を楽しみにしたいと思います。

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