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会社を離れても続く縁は,本当にありがたい

会社を退職して2年以上が経ちました。

現役の頃は,会社の動向や人事異動といった話題には自然とアンテナを張っていました。しかし,会社を離れた今では,そうした情報にもすっかり疎くなりました。また,一緒に働いてきた元同僚との交流も,少なくなってきたように感じます。

今でも会社関係でお付き合いがあるのは,長年お世話になった部問の同窓会と,昨日一緒にお酒を飲んだ友人くらいになってしまいました。

もっとも,会社で築く人間関係は,仕事という共通の目的があって成り立つものです。その仕事がなくなれば,自然と距離ができていくのは,ある意味当然のことです。誰が悪いわけでもなく,ごく自然なあたりまえのことなのだと思います。

昨日一緒に飲んだ友人は,ワタシより7~8年ほど年下で,今も幹部として活躍している現役社員です。

会社の今の様子や職場の雰囲気などを聞かせてもらいながら,当時の思い出にも少し触れ,とても楽しい時間を過ごすことができました。

一方で,ワタシからは,今の仕事のことや,退職後の生活,これから挑戦したいことなどを話しました。

同窓会や昔の職場の仲間との集まりでは,どうしても昔話が中心になりがちです。しかし,昨日は少し違いました。

もちろん懐かしい話もありましたが,それ以上に,お互いの近況や,これから先にどんなことをしていきたいかという「未来」の話が多く,とても前向きで充実した時間でした。

会社を離れると,仕事という共通項は少しずつ薄れていきます。それでも,肩書きや立場とは関係なく,人として付き合いを続けられる友人がいるということは,本当にありがたいことだと改めて感じました。

昨日は話が弾み,ついついお酒も進んでしまいましたが,たまにはそんな夜があってもいいものです。

願わくば,これからもお互いに元気で,近況を語り合いながら,こうした楽しい時間を重ねていければと思います。

ところで,退職して行政書士になってから,こうした再会の場で必ず聞かれることがあります。

「今はどんな仕事をしているの?」

以前なら会社の仕事の話をしていましたが,今では相続や遺言,成年後見など,行政書士として取り組んでいる仕事を紹介する機会になりました。そこから,「実は親の相続のことで困っていて……」という相談につながることもあります。

人とのご縁は,会社員時代だけの財産ではありません。そのご縁は,形を変えながら,今の仕事にもつながっています。

だからこそ,これからも一つひとつの出会いと再会を大切にしていきたいと思っています。

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