最新情報NEWS

日本初の女性首相の誕生に,心から拍手を送りたいと思います。

10月21日に開催された臨時国会で,自由民主党総裁の高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に就任しました。高市氏は10月4日に投開票が行われた自民党総裁選を制し,党総裁に就任しましたが,その直後,公明党が26年間続いた連立政権からの離脱を表明しました。その後も党内外から高市氏に責任を問う声が上がるなど,総理大臣就任への道のりは決して平坦ではありませんでした。しかし,日本維新の会との閣外協力が成立し,ついに昨日,高市内閣が正式に船出しました。

「ガラスの天井」という言葉があります。

女性が高い地位を目指す際に,目に見えない壁が立ちはだかるという意味ですが,今回の高市氏の就任までの過程はまさにその象徴でした。次から次へと新たな「天井」が現れ,そのたびに批判や抵抗を受けながらも,一歩ずつ前に進む姿勢には強い意志を感じ,応援していました。高市氏に関して,ワタシは,性別ではなく,リーダーとしての胆力と実行力を評価したいと思っています。今の日本は,少子高齢化や経済の停滞など,多くの難題を抱えています。

その船出は決して穏やかではありませんが,ワタシは高市政権にはこれまでの総理大臣にはない大きな期待を寄せています。しがらみや既成概念にとらわれない大胆な発想で,日本を「強く」「豊か」に変えていってほしいと思います。

経済界もその思いは同じのようで,昨日の日経平均株価の動きは5万円に迫る勢いで史上最高値を更新しました。市場の反応がすべてではありませんが,新しい時代への期待が確かに動き始めたように感じます。

今回の政権は,自民党が日本維新の会と新たにパートナーシップを結び,連立に至った点でも注目されます。政策の方向性は概ね近いとはいえ,細部では考え方の違いもあるでしょう。しかし,「国益第一」という旗を掲げて,ともに日本をよりよくする方向へ導いてほしいと思います。

ワタシ自身も行政書士として,政治の世界とは異なる場所からではありますが,この国を少しでも前に進める一助になりたいと考えています。

新しい日本の夜明けに,期待と責任の拍手を送りたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP