手帳とカレンダーが運んでくる来年の気配
9月も半ばを過ぎると,書店の店頭に2026年の手帳やカレンダーが並び始めます。毎年のことながら,その光景に触れると「一年が経つのは早いな」としみじみ思います。
サラリーマン時代のワタシは,毎年欠かさず紙の手帳を買い,新しい年への意気込みを込めて最初のページを開いたものでした。ところが今では,紙の手帳を使わなくなりました。予定が入ればすぐにスマホのスケジューラーに入力し,それで完結します。事務所のパソコンとスマホが連動しているので,「予定はすぐ入力する」という原則さえ守っていれば,予定のモレやオーバーブッキングの心配もありません。
机の引き出しには,サラリーマン時代に書き込んだ手帳がいまだに積み重なっています。その歩みが途絶えるのは少し残念に感じますが,新しい便利な仕組みを素直に受け入れることも大切だと思っています。
一方で,カレンダーはいまも生活に欠かせない存在です。会社勤めのころは取引先からいただいたカレンダーで事足りていましたが,今は自分で買いそろえる必要があります。特にワタシが重宝しているのは,3か月分がひと目で確認できるカレンダーです。これはサラリーマン時代からのお気に入りで,今も100円ショップで気軽に調達できるのがありがたいところです。
さらに,リビングや仕事部屋に飾るカレンダーは,絵や風景が描かれたものを選びます。仕事の合間にふと目にすると心が和みますし,お気に入りの絵柄を探すのも小さな楽しみです。
新しい年の訪れはまだ先のことですが,こうした手帳やカレンダーが出回ると,自然と来年に思いを馳せてしまいます。「来年はこのスケジューラーやカレンダーに予定をいっぱい書き込めるように頑張ろう」と気持ちを引き締めると同時に,「まずは2025年の残り3か月を全力で走り抜けたい」と思います。その積み重ねが,きっと来年の良いスタートにつながるはずです。

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