「すきま家具」のような休暇の思い出
明日から「お盆」ということで,今朝はいつもより交通量が少なかったように感じます。街中には普段見かけない他県ナンバーのクルマも多く,昨日までの3連休からそのままお盆休みに入った方も多いのかもしれません。
あいはら行政書士事務所は「24時間365日」闘っていますので,お客さまからご要望があればいつでも仕事をします。とはいえ,今週は打ち合わせの予定もなく,少しお休みにしようかと考えています。
お盆や5月の連休が近づくと,いつも思い出すのがサラリーマン時代の長期休暇の取り方です。電力会社という会社の性質上、お盆だからといって全員が一斉に休むことはできません。地震や災害があればすぐに駆けつけなければなりませんし,休み中も所在や連絡先を明らかにしておく必要がありました。今は携帯電話のおかげでずいぶん便利になりましたが,当時はそれなりに神経を使ったものです。
また、休暇の順番にも暗黙のルールがありました。今はそうでもないようですが,当時は年次の高い人から順に休暇を決め,若手は業務に支障のない場所に遠慮がちにで休みを入れるのが普通でした(どこの会社も当時は,大体同じようなモノだったのではないでしょうか)。ワタシの場合,ワタシも妻も実家も仙台で,帰省の必要もないことから,仙台勤務のときはいつも最後に休暇を決めることにしていました。結果として,他の人の休暇を避けて隙間に入れていく――まるで「すきま家具」のような休暇の取り方をしていました。
なんとなく,「貧乏くじ」のような役回りですが,この取り方には意外なメリットもありました。ひとつは,長期で帰省する人から大変感謝されること。もうひとつは,お盆や連休中は仕事が少なく,じっくりと溜まった業務を片付けられることです。当時のワタシは,この静かな時間をむしろありがたく思っていました。
さて、今年のお盆はというと,仕事場の環境改善や「いつかやろう」と思っていた作業,部屋の整理などをしています。サラリーマン時代も独立後も,結局やっていることはあまり変わりません。じっくりと環境を整え,お盆明けに備えたいと思います。とはいえ,気持ちはのんびりモード。少しは休暇らしい楽しみも味わいながら過ごしたいと思います。
みなさまも,どうぞ良い休日をお過ごしください。
