昼食によくカレーを食べます
この間までNHKでサラリーマンの昼食を題材にした「サラメシ」という番組をやっていましたが,皆さんは,平日のお昼に何を食べますか。社食やお弁当という方も多いかと思いますが,最近,ワタシは昼食によくカレーを食べます。
サラリーマン時代のワタシは,昼食と言えば,会社近くの飲食店でランチやラーメンを食べることが多かったように思います。その頃の昼休み,昼食は,一人でぶらりと外に出て,気ままに自分が食べたいものを選ぶ,仕事中の“ハーフタイム”のような時間であり,午後の仕事に向けて鋭気を養う大切なひとときだと感じていました。
昨年,行政書士として独立してからは,自宅で仕事をすることが多くなりました。そのため,昼食も自宅で摂ることが増えました。妻が在宅勤務の日は,ワタシか妻のどちらか時間に余裕のある方がうどんやラーメンを作り,手軽に済ませることが多いですが,ワタシが一人で家にいるときは,カレーを食べることが多いです。理由はシンプルで,カレーは安くて美味しいからです。
ワタシのカレーの食べ方は,朝炊いたご飯の残りをレンジで温めて,レトルトカレーを鍋で温めるだけ。それだけでワタシには十分美味しいお昼ご飯になります。レトルトカレーもスーパーに行くと実にたくさんの種類があり,ひとつ100円ほどのプライベートブランドの製品から,1,000円近い高級なものまであります。最初の頃は,スーパーの棚にあるカレーを面白がって食べ比べていましたが,今では一番安いプライベートブランドのカレーをベースに,肉やソーセージ,シーフードミックス,ゆで卵などをトッピングして楽しむことが多いです。高価なカレーは,材料の質が高く,スパイスの香りや味わいが複雑で確かに美味しいのですが,毎日気軽に食べるなら,安いカレーに手近な材料をトッピングした方がコスパも良いし,何より自由にアレンジできるのが楽しいです。
「カレーくらい家で作らないの?」というご指摘もありそうですが,カレーは家で作るとついつい食べ過ぎてしまうので,ずいぶん前から,ウチではカレーを作らなくなりました。それに夫婦二人なら、レトルトのほうが経済的なのです。
昼食一つをとっても,日々の生活は,サラリーマン時代と大きく変わったように思います。自宅で仕事をしていると,やはりとても心地よく,のびのびと過ごせます。昼ご飯を含め,せっかく仕事の環境が良くなったのですから,その分,頭や心にも余裕を持って,お客さまに喜んでいただけるような仕事をしていきたいと考えています。
ワタシは日本の食材や料理にも興味があり,わさびや山椒などを育てたり,料理に使ったりするのが好きです。カレーにちょっとしたスパイスを加えてみたり,日本の食材を活かしたアレンジも楽しみの一つです。これからも,自分の生活や仕事のリズムに合った,美味しくて楽しい昼食のひとときを大切にしてゆきたいと思います。
