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東北の夏を彩る,仙台七夕

東北の夏祭りの最後を飾る「仙台七夕」が,いよいよ明日から始まります。

仙台七夕は,伊達政宗の時代に城下町へ広まったとされる伝統行事です。中国から伝わった七夕行事と日本古来の風習が融合し,技芸の上達や豊作を願う祭りとして受け継がれてきました。現在では毎年8月6日から8日まで開催され,仙台の夏を代表する風物詩となっています。

その前夜となる今日8月5日には前夜祭として花火大会が開かれ,明日からの3日間は市内中心部が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされます。商店街を吹き抜ける風に吹き流しが揺れる様子は,何度見ても心を和ませてくれます。

東北の夏祭りといえば,青森ねぶた祭や秋田竿燈まつりのように,人々が踊り,練り歩く迫力ある祭りを思い浮かべる方も多いでしょう。そのため,「仙台七夕は飾りを見るだけだから少し地味だ」という声を耳にすることもあります。

しかし,ワタシはそうは思いません。

豪華に飾られた七夕飾りを眺めながら,ゆっくりと商店街を歩く時間には,動きのある祭りとはまた違った趣があります。一本一本の吹き流しには,作り手の工夫や願いが込められており,それを眺めながら歩くだけでも,十分に夏を感じることができます。

子どもの頃のワタシは,七夕飾りよりも露店や商店で買ってもらうおもちゃやお菓子の方が楽しみでした。しかし,大人になった今は違います。美しく飾られた七夕飾りを見上げると,「今年も無事にこの季節を迎えられた」という,何とも言えない安堵と幸せを感じます。年齢を重ねると,同じ景色でも見え方が変わるものですね。

最近は連日の酷暑で,日中に街を歩くのはなかなか大変です。それでも,日が傾いて少し暑さが和らぐ夕暮れ時に,今年もゆっくりと街を歩きながら,仙台七夕を満喫したいと思っています。

東北の夏は,まさに今が真っ盛りです。

そして,七夕飾りには「健康」や「学業成就」,「商売繁盛」など,さまざまな願いが込められています。願い事をすることももちろん大切ですが,その願いを形にするためには,一歩踏み出す行動も欠かせません。

七夕飾りには,たくさんの願いが結ばれています。ワタシの仕事もまた,お客さま一人ひとりの願いを法的な形に結ぶことです。今年も七夕を眺めながら,そんな仕事ができることに感謝したいと思います。

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