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ベガルタ仙台の奇跡に学ぶ――あきらめない心

以前にも何度か書かせていただいておりますが、ワタシは,長い間地元のサッカークラブ「ベガルタ仙台」を熱く応援しています。

このチームは、ワタシが長い間お世話になった東北電力のサッカー部を母体として誕生したクラブで、まさに「身内のチーム」です。社会人時代に同じ空気を吸った仲間たちの延長線上にあるクラブだからこそ、応援にも自然と力が入ります。

現在、ベガルタ仙台はJリーグ2部(J2)に所属し、J1への三度目の昇格を目指して戦っています。リーグも終盤に入り、残りはあと5試合ほど。ベガルタは昇格圏の6位まであと一歩の7位につけており、まさに「正念場」の状況にあります。

そんな中、10月下旬のホーム戦では、昇格を争う6位・サガン鳥栖との直接対決が行われました。

勝ち点差はわずか1。順位の隣り合うチーム同士の試合は、勝てば3点、負ければ相手に3点が入るため、「実質6点分の価値がある」――いわゆる“six points match”と呼ばれる重要な一戦です。

試合は序盤から互いに譲らず、チャンスを作らせない我慢の展開が続きました。

ところが前半、やや微妙な判定からPKを取られ、先制点を許します。流れは一気に相手へ傾き、さらに後半早々に追加点を奪われてスコアは0対2。追い打ちをかけるように、ベガルタの選手がラフプレーの判定で退場となり、10人での戦いを強いられることになりました。

ワタシは正直、「もうダメか」と思いました。半分、諦めかけていました。

しかし――今日のベガルタ仙台は違いました。選手たちは決して諦めず、サポーターの声援を背に、ひたむきに走り続けます。サッカーでは「2点差は最も危険な点差」と言われますが、その言葉どおりの展開が待っていました。

10人になってからのベガルタは、まるで吹っ切れたように動きが冴えわたり、78分、82分と立て続けにゴールを決めて同点に追いつきます。スタジアムのボルテージは最高潮。そして後半アディショナルタイム、ついに奇跡の逆転弾が決まりました。

ワタシは2002年からサポーターをしていますが、こんな劇的な試合は記憶にありません。鳥肌が立つような大逆転劇でした。

では、なぜこの勝利が生まれたのでしょうか。

ワタシは、相手の油断と、ベガルタの「絶対にあきらめない覚悟」が生んだ結果だと思っています。

2点のリードに加えて数的優位――その状況が相手チームに「もう勝った」という慢心を生み、一方でベガルタの選手たちには、退場という不運を逆に「吹っ切れるきっかけ」に変える力が生まれたのだと思います。

勝負は最後の最後まで分からない。むしろ“逆境”こそが人を強くする――そのことをあらためて教えてくれた試合でした。

この記事は、あまり行政書士や海事代理士の仕事には関係なく,申し訳ありません。それでも、ベガルタ仙台はワタシの人生にとって、とても大事な存在なのです。

そして、この試合を見ながら強く感じたのは、「どんなに厳しい状況でも決してあきらめず、お客さまのために最善の道を探し続けること」の大切さでした。

行政書士の仕事も、時に理不尽な場面や行き詰まりに出会います。それでも、諦めずに一歩踏み出せば道は拓ける。今日のベガルタ仙台の逆転劇が、その勇気をワタシにもう一度思い出させてくれました。

これからもワタシは、ベガルタ仙台を応援しながら、行政書士としても「最後まであきらめない心」で、お客さまに寄り添っていきたいと思います。

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