最新情報NEWS

「一生懸命働くこと」は悪いことなのか ― 高市早苗氏発言に見る日本再生への覚悟

自民党の高市早苗新総裁が「私はワークライフバランスを捨てる」と語った発言が,波紋を呼んでいます。

ワタシはこの言葉を,単なるキャッチフレーズではなく,「日本を立て直すために自らを犠牲にして働く」という覚悟の表れとして受け止めました。

ところが一部の左派系団体や“人権派”を名乗る人々が,「過労死を助長する」「時代錯誤だ」「自身の言葉の影響力を考えろ」と批判を繰り返しています。しかし高市氏は明確に「ワークライフバランスを捨てるのは私」「国民の皆さんはバランスを大切に」と語っています。

それでも発言の一部だけを切り取り,非難を浴びせる人々は,最初から高市氏を叩くことが目的なのでしょう。こうした風潮こそ,日本の健全な議論を歪めているとワタシは感じます。

ワタシは,「一生懸命働くこと」は悪でも罪でもないと思います。

日本が戦後の焼け野原から立ち上がり,世界有数の経済大国の地位を築いたのは,国民一人ひとりの勤勉さと努力の成果です。高い教育水準とモラルに支えられた「一生懸命働く」という文化こそ,これまでの日本の繁栄の源泉だったのだと思います。

それが今では,「ほどほどでいい」「無理せず生きよう」という言葉が美徳のように語られ,一生懸命働く人が時代遅れのように見られる風潮すらあります。それどころか「ワークライフバランス」という言葉を“自分が怠けるための口実”にしている人さえいますが,それは本来の意味を履き違えています。

本当のバランスとは,働くことと生きることの調和です。頑張るときは全力で頑張り,休むときはしっかり休む。日本国民全員が,「そこそこ」で満足していては,激しい国際競争の中で日本は埋没してしまうでしょう。世界を見れば,一流の政治家も経営者も,身を削って働いています。日本だけが「無理せず,そこそこでいい」と言っていたら,日本は世界の中で間違いなく埋没してゆくと思います。。

もちろん,高市氏の発言は,ご自身の「日本再生」に向けた覚悟の発言であり,ワタシが考えるようなことを意図して発せられたわけではありません。でも,ワタシは高市氏の発言に,これまで述べたような「働かなくなった日本人」への警鐘を感じました。日本人は,今一度,「一生懸命働く」ことの意味を考え直す時期だと思います。

あいはら行政書士事務所では,「24時間365日闘います」をモットーに掲げています。これは「年中無休で働く」という意味ではなく,「お客さまが本当に困っている時」に全力で動くという姿勢の表明です。そして,「仕事がない時には存分に自分の人生を楽しむ」。これがワタシの考えるワークライフバランスです。

働くとは,ただ時間を費やすことではありません。社会の中で自分の役割に責任を持ち,力を尽くすことです。ワタシはこれからも,日本人としての勤勉さと誇りを胸に,「お客さまファースト」で走り続けていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP